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内蔵バッテリーを長持ちさせる方法は、全て放電させてから、フル充電する使い方です。具体的に言えば、急速充電器などでフル充電させ、パソコンに装着し、ＡＣアダプターに接続せず、バッテリーのみで全て使い切る方法を繰り返す事です。しかし、そんな方法、現実的ではありません。一般的に、ノートパソコンは、ＡＣアダプターから電源供給し、内蔵バッテリーも平行して使っておりますので、内蔵バッテリーは、微量な放電，充電を繰り返しながら徐々に減衰していきます。こうして数年使用していると、最初は、フル充電で４時間使用できていた物が、数分しか使えない状態になり、さらには、充電出来なくなる事もあります。フル充電＆放電をグラフに書くと、波紋がどんどん小さくなって行くようなイメージになります。いったん容量が小さくなってしまったものを大きくは出来ませんので、いかに小さくなるのを押さえるかになりますが、ＰＣ本体に装着したまま使うのでは、先に述べたように、無理です。実状は、ＡＣアダプターが何かの拍子に外れてしまった場合、自動的に内蔵バッテリーに切り替わる役割の方が大きいと思います。コンセントが無い場所で、バッテリーに頼って長時間使用したいのならば、普段はバッテリーパックを外し、ＡＣアダプターのみで使用し、バッテリーで使用する場面になったら、今度は充電されたバッテリーのみで使用する事です。

補足
偉そうな事を言いましたが、私も内蔵バッテリーは付けたまま使用しております。ＰＣ関連のマニュアルに、このような使い方を推奨すると書いてあるのを読み、「そんな使い方する人、見たこと無い」と思いました。なので、長持ちさせる使い方を数年繰り返した場合、どうなるか私も教えてほしいぐらいです。