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カメラの画質を決定するのは主に
１：画素面積の大きさ（面積が広い程、光量が増す）
２：レンズの大きさ(大きい程、光量が増す)
３：照明の明るさ(テカらない照明が重要)

この３点に尽きます。

画素面積が広く、レンズが大きいと、それだけ多くの光を受光できる為、明るくクッキリした画像が得られます。

逆に、画素面積が狭く（画素数が多いと個々の画素の面積は狭くなってゆきます）、コンパクトな筐体とコンパクトなレンズですと、暗く、ノイズの多い画像に成ってしまいます。

一般的にWebカメラは、小さい事が美徳な雰囲気があり、小さくないと売れない市場が出来上がってしまっています。

そのため一般的には、画素数が多くて、コンパクトな物が出回っていますが、本質を知っているプロ向けのカメラは真逆で、画素「面積」が広いものが選ばれ、巨大なカメラと、巨大なレンズが好まれ、被写体が汗かく程の明るい照明器具が使われますが、これにはちゃんとした理由が有る訳です。

Webカメラの宣伝文句としては「明るくてキレイ」など書いてあるかもしれませんが、物理現象として、小さな画素と、小さなレンズの組み合わせで蛍光灯程度の暗い照明では、光を多く取り込む事は無理ですから、暗くなるのは当然です。

Webカメラで明るい画像を得る為の対策は、照明器具です。
撮影用のテカらない照明器具を被写体にあてる事で、かなり改善できると思います。照明の色が撮影の色に直接関係してきますので、照明器具は非常に重要ですから、照明器具の質＝画像の質と考え、良質の照明を用意した方が良い画像がとれます。
屋外撮影の場合は、晴天の日に、太陽の位置を気にして逆光にならないように撮影すれば明るい画像が得られます。

他の対策として、パソコンのソフト等で明るい画像に加工する方法が有りますが、元が暗くてノイズの多い画像ですと限界があります。（暗いと、電気的なノイズの影響で、画質が低下する）

添付画像は、撮像素子のサイズを比較した物です。撮像素子が大きく、レンズが大きい程に、明るくてきれいな画像に成ります。