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一眼レフでの撮影で不利な点は

・カメラが重たいので手持ち撮影は厳しい（しっかりしたビデオ用三脚必須）
・1回で撮影できる時間が短い（10分～29分）
・撮影中はファインダーが使用できず、液晶（ライブビュー）で確認する必要がある（ソニーα33/55は例外）
・ライブビュー状態で使用するので、電池の消耗が激しい
・構造上、動画撮影中はオートフォーカスが非常に遅い（ソニーα33/55は例外）

特にオートフォーカスがとても不利です。
一眼レフは本来、内部の反射ミラーからセンサーへ光を導きピント調整する「位相差AF」という方式を使用していますが、ライブビュー・動画撮影中はミラーがあがっているのでこれが使用できず、サブ的に「コントラストAF」方式でピントを合わせています。
コントラストAFは、コンパクトデジカメで使っているAF方式であり、あきらかに動作が遅い訳ではないのですが、一眼レフの場合はあくまでサブ機能のため速くないのです。
例外としてソニーは、半透明の固定式ミラーを使い専用センサーを搭載したため、動画撮影中でも非常に高速なAF動作ができます。


逆にいい面としては

・一眼レフならではの大型センサーを生かした高画質・きれいなボケ・高感度撮影ができる
・一眼レフ用の高画質な、家庭用ビデオカメラにはないような特殊レンズ（超広角や魚眼など）も使用できる。

実際に一眼レフカメラ（キヤノンEOS 5D MARKll）を使用して、ドラマ・CM・結婚式などの記録用の撮影も行われていますので、クオリティは証明されています。
あくまで「普通のビデオカメラ感覚で使おうとすると大変だよ」というだけの話です。