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Yongnuo YN560－III が「Canonのそれと同等」ってかなりいい加減な意見です。
同等なのは光量のみでTTLオートに対応してない完全なマニュアル設定ですから条件が一定になる三脚を使った撮影では同等に使えますが被写体までの距離が変わったり被写体の明るさが変わるような条件ではかなりアバウトな発光しか出来ず扱いが難しいですよ。

光量をカメラ任せで調整するTTLオートの使える内蔵ストロボの方がマシだと思いますよ。
（光量は少ないのであまり離れると光が届かなくなりますが・・・）

カメラ任せ、ストロボ任せでオート撮影するなら純正かニッシンのキャノン機用を使うのが一番確実です。

純正のTTL対応ストロボを使う前提でのカメラの設定ですが、
場の雰囲気を出すにはISO感度を高め、ストロボの光量を抑え目にする方が背景の明るさが残せて雰囲気を写し易くなります。
ストロボの光量を微調整する調光補正の設定は好みにもよりますが-1～-0.3で調整すると良いです。

バーの照明の色によっても違いますが大抵は色温度の低い照明が多いのでオレンジ色のセロハンやストロボ用のカラーフィルターを使ってストロボ光の色温度も下げた方が自然な感じで写せます。
（ストロボ用カラーフィルターは最近はアマゾンなどでも扱ってます）

オレンジっぽい照明の場所で色補正無しのストロボを焚くとストロボ光の当ってる部分だけが白くなり不自然になります。

純正ストロボなどTTL対応ストロボを使う場合、カメラのホワイトバランスがストロボ光用（太陽光に近い）に固定され目で見る上にオレンジになってしまうのでホワイトバランスはプリセットから適したものを選ぶかRAW記録しておき、後から現像ソフトで調整する方が良いですよ。
（RAW＋jpegで記録しておく方が無難です）

被写体ぶれを抑えるギリギリのシャッタースピードが普通にしてる人が1/60、バンド演奏だと1/125~1/250ほどなので試し撮りをしてシャッタースピードを確認してこの数値になるようISO感度を調節します。

Kiss X4だと画質的にISO800が無難な上限、ノイズが少し乗ってきますが1600程度までがそこそこの画質になります。

事前に同程度の条件で試し撮りしてシャッタースピードが確保できないようであればF値の小さな明るいレンズと合わせて使う事で対応します。
（単焦点になりますが純正の50mmF1.8が1万前後で有ります）

上に書いたISO感度を上げて雰囲気を出す写し方だとストロボの光量は大きくないので近い距離ならキャノン スピードライト320EX程度でも大丈夫です。
多人数のバンドを一画面に納めるような使い方だと撮影距離も離れるので、
スピードライト 600EX-RTの方が無難になります。
値段重視ならTTL精度は純正より少し劣りますがニッシンジャパンDi866 MARK II キヤノン用が3万円ほどで有ります。

ただし、メインの被写体でTTL調光した場合、近くの人やものは露出オーバー、離れた人やものは露出アンダーになるので構図には注意してください。

ISO感度を上げずにストロボの光量だけで写すとメインの被写体ばかり目だって背景が暗い写真になり折角の雰囲気が台無しの写真になるので注意してください。

X4に応じストロボは自動発行します。カメラのファインダー右側のダイヤルとはモードダイヤルのことでしょうか。ストロボを付けた時はPにするのが一番無難です。
Ｔｖにすると多少他の光源が入り、雰囲気の出た写真になります。その場でいろいろ試してみるのがいいと思います。

が純正スピードライトと同等なんて誰が言ったんでしょう？？？
全く別物です。E-TTL II 自動調光で何にもしなくても光量の調整をしてくれます。ズーム搭載スピードライトならズームレンズの操作に合わせて照射角（ズーム）の調整も自動でやってくれます。素人さんにはほぼ満足いく結果が出ると思います。
しかし、このYN560－III 完全なマニュアルフラッシュです。シャッターに合わせて貴方が設定したとおりに光る事以外何もしてくれません。光量調節は全て貴方がしないといけません。

ガイドナンバー(GN)=距離(m)×絞り値(F値)なので
ガイドナンバー(GN)÷撮影距離＝絞りで計算して撮るしかないね。