109

view

＞Ｄ3Ｓが発表されましたが、Ｄ3との大きな違いはなんでしょうか？？ 大きな違いは、ダストリダクションが付いたことです。（画像センサのゴミ取り）、これでレンズ交換が安心してできるようになりました。当方は、ダストリダクションだけでＤ７００を使っていますので、Ｄ３は高速撮影用の用途のみとなってしまい、少々、もったいない気がしていました。撮影速度が秒８コマと秒１１コマの違いは大きく、Ｄ３、Ｄ３ｓしか撮れない被写体があります。先般、８月下旬、今まで、Ｄ２ＨやＤ７００、Ｄ３００で撮れなかった被写体を、全コマ全シーン、Ｄ３で獲得しました。Ｄ３は無くてはならないカメラです。それにダストリダクションが付いたとなると、それだけで欲しい気がします。 小さな違いはＤムービーです。機能的には大きな差と思われますが、本式のムービーカムと比べると、付属的な性能なので、ベーカムを置き換えるほどの機能ではありません。当方にとっては、なんで付いてるの？という感じですが、シャッター音を響かせる事のできない会場もあるので、もしかするとサイレント撮影に活用できるかもしれないという事で、活用を検討中です。後で気がついたのですが、Ｄ３よりも高感度に強いようです。感度自動制御モードは、動体撮影用の裏技で使っていますので、撮影領域が広がりそうです。＞またＤ300とＤ300Ｓの違いは何でしょうか？ やはりＤムービーです。Ｄ３００よりＤ３００ｓの方が、高速連続撮影速度が向上していますが、毎秒６コマが７コマになった程度で、マルチバッテリーパックを取り付ければ毎秒８コマは、変わりません。当方のＤ３００は、Ｄ２Ｈの置換用カメラとなりました。しかしＤ７００も、その程度の性能は持っていますので、Ｄ２Ｈのフルサイズ版としてＤ７００、Ｄ２Ｈの置換用とみなしてＤ３００を使用しています。それぞれに特徴があって、重要な局面で手足のようになってくれます。それ以外の差は、メモリーカードのスロットが二つ付いたことです。Ｄ３のように同じカードというわけではありませんが、ＣＦカードとＳＤカードの両方が使えるようになっています。 ただ、Ｄ３を使い始めて経験したことですが、２つのカードを順次記録として使う場合、高温になりやすい夏期の場合は、小さめの容量で利用した方が良いようです。当方は、今年の夏、８月頃、屋外の炎天下で４ＧＢ（ギガバイト）（サンディスク製）×２枚をＤ３で順次記録として使用しましたが、撮影も後半に近づいた際に、スロット１のＣＦカードにＣＨＲエラーが頻発し、被写体を撮り逃がした経験をしました。カードを交換して復旧しましたが、とっさにリカバリーできず、まる２分間、空白になりました。いいシーンだっただけに惜しい気がしましたが、もともと運用試験のつもりで使用していたのでノウハウを獲得したつもりでいます。メーカーの説明では、スロット１のカードにのみ書き込んでいたため、カードの温度が上昇しエラーとなったのではないかとの事ですが、まだ状況の再現ができませんので、現在は、念のためカード容量を２ＧＢ（ギガバイト）×２枚に落として利用しています。そういうこともありますので、長所は短所となりうる可能性があると思ったほうが良いと思います。