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たしかにアンプの最大出力はひとつの目安になります。大きな出力をだせるアンプはそれだけ内部の作りをよくする必要があるからです。特に電源周りと出力段は格段に違います。
しかし、それだけでは音質ははかれません。例えば真空管アンプや純A級動作のアンブは出力がかなり高くても50W以下ですが、ファンがたくさんます。また、先の例にありますビクターのUX-GN6（60W＋60W）はミニコンポの中ではとびぬけて強力なアンプ部ですが、おそらくパワーICを使用していると思います。プリメインのような単体アンプはほとんどディスクリート構成という集積回路にたよらない出力段になっていて、その差は音質に現れます。

以上アンブの簡単な話ですが、実は音質の多くはスピーカーが決定してしまいます。ミニコンポ(スピーカセットタイプ)はスピーカーは付属してますが、あくまで「付属」です。単体で市販されているスピーカーよりコストは低いものばかりです。もちろん市販品並みのスピーカーをつけているものもありますが、大抵ミニコンポの中では高価です。

一般的にスピーカーの口径は大きい方が低音には有利です。30cm級のものなら小口径にはない低音がでます。
しかし、口径だけでは音質の良し悪しはまったくわかりません。口径が大きくても貧弱な磁石をつかっていたり、箱(エンクロージャー)の設計や材質によっても随分音が変わります。単に出ていればいいというものでもありませんし、逆に小さくても低音がかなり響くスピーカーもあります。その際、最大入力と低音能力や音質はほぼ関係ありません。
スピーカーはそういう数値ではなにもわからない機器です。聞くのが一番なんですが、そういう環境に無い場合、価格もひとつの目安になります。

ミニコンポで選ぶ場合、実売3万くらいより上がひとつの目安です。また、ミニコンポは高級なものでも15万までしないものばかりです。逆に単品コンポ(セパレート)は15万くらいが最低線です。そして、ミニコンポよりセパレートのほうがよほど変な選び方をしない限り音質は良い場合がほとんどてす。
また、ミニコンポにもスピーカーがついていないタイプがあります。こういうタイプは単体売りのスピーカーを組合わせることでスピーカーの選び方によっては随分いい音質になります。

前置きが随分長くなりましたが、予算が示されていないし、セパレートにするのかどうかも決められていないので漠然としか回答できませんが、例えばオンキョーのCR-D2やDENONのM-38にスピーカーをワーフデｰルダイヤモンド10.1やモニターオーディオRX-1やRX-2とあわせるとかなり良質な音で聞くことができます、すくなくともUX-GN6（60W＋60W）より格段にいい音になります。
また同じVictorでもウッドコーンを使ったミニコンポがありますが、こちらも音質はいいですよ。聞いてみてください。

商品の参考はhttp://kakaku.com/kaden/

追記
サウンドﾞスピーカー?ステレオ専用のシステムを組もうとしているんじゃないのですか??サラウンド(リア)スピーカーはステレオ再生には不要です。また、ステレオ再生に複数のセットのスピーカーを鳴らすことは無意味です｡
>CDとAM/FMチューナーがある商品はご存知無いでしょうか
先に紹介した機種は両方おっしゃるような機能の一体タイプなんですけど…