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X-N7EXとN9EXの違いは主にスピーカーの特にエンクロージャーの仕上の違いです。本体は最大出力7W程度(4Ω)の違いと先にあるようにボリュームの質程度です｡比べるとN7EXの方はぺらぺらに感じると思います｡箱が良い分響き方は違うと思います。

また、FR-X7A(2003)とFR-N7EX(2010)との比較ですが、本体はUSBが使えないことやトレイ構造が全く違うことなどがあります。FRシリーズは2005年のFR-N7(上位はFR-N9)の時にフルモデルチェンジをしています。本体はトレイ構造を始めとして配置もまったく変わっています。よくトレイがあかなくなる不具合がFrシリーズにはありますが2005年以降のものはなりにくい構造です。
パーツ類も１から再考されたと思われるのが2005年モデルです。

また、スピーカーも大きく変わりました｡音質的にはこちらの差の方が影響が大きいと思います｡
2005年のN7からのウ-フｧーは白い色をしていますよね。(,2004年のFR-7GXの付属スピーカーも白で、ほぼ同じ材質)これはA-OMFというそれまでのOMFを更に改良した材質によるものですし、2004年までは12cm口径だったものが2005年以降は全て13cmになりました。更に2006年のN7Xからのスピーカーのツィｰターはそれまでのドームタイプからリングタイプに変更され、よりシャープな感じの音になりました｡

音質の好き嫌いは別にしてX7A(2003)7GX(2004)N7(2005)N7X(2006)のスピーカーはそれぞれにだいぶ違うもので、音質も違います。でも、スピーカーに限ると現行品のN7EXと前年モデルのN7SXやその前のN7TFXはほとんど同じです。

ただ、どこまでいってもミニコンポ付属のスピーカーはコスト的な制約から単品売りスピーカーと比べれば劣ります｡これはしかたのないことです。オンキョーのミニコンポ付属スピーカーは他社の同価格帯との比較ではわりあいよく出来ていると感じてますが、単品売りスピーカーをしのぐほどのパフォーマンスにはかけるでしょう。