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パナソニックのレンズはマクロレンズで手振れ補正付き、オリンパスのレンズは明るいポートレイトレンズです。まず、光学手振れ補正機構が付いている分、パナソニックのレンズは高く（1万円、2万円程度高いことが多いです。）、重く（オリンパスの倍）なります。マクロレンズは、近接撮影のできるレンズで、通常、結像性能が良く、若干暗く、高価（倍程度することが多い。）です。15cmまで寄れて、等倍撮影が出来ますので、最小17.3x13mmの範囲が撮影できます。オリンパスの45mmF1.8は発売前ですが、作例などを見る限り、とても良いレンズのようです。50cmまで寄れて、0.11倍で撮れます。ポートレイト用に売り出しているようですので、1-2mくらいでの撮影で、絞り開放で使えることを目指していると思われます。中望遠レンズは、手が届く距離、会話できる距離で、バストアップが撮れ、歪が出にくいレンズで、明るめのレンズで良いボケ味を持っているとポートレイト撮影に最適なレンズです。オリンパスのレンズが、F1.8ではなく、F1.4とか、F1.2なら同じ位の値段になるかもしれませんが、短めのフランジバックを持ったマイクロフォーサーズで、45mmF1.8だと高性能に作っても、無理の無い設計で安めに作ることが可能です。銀塩時代のレンズと比較するのは乱暴ですが、35mm一眼レフでは50mmF1.8は廉価標準レンズでした。同じ中望遠レンズ（換算85mmから135mm程度）でも、マクロと、ポートレイト用レンズでは用途がまったく違います。90mm、100mmのマクロレンズと、85mm、100mmのポートレイトレンズを両方出すのは普通のことで、ポートレイトレンズがF2近辺の物と比較すると、マクロレンズはその倍程度の価格であるのもとても普通のことです。パナソニックの45mmマクロレンズも当然、1-2m、無限遠の物も撮影できます。ただ、ポートレイトレンズより1絞りから2絞り開放が暗いので、ボケが少ないです。マクロレンズは高性能な事が多いので、ポートレイトなどに使った場合、少し解像が良く、ボケ味も良い場合も多いですから、単にボケてれば良いという訳でもないので、ポートレイトに使う人も少なくありません。私はパナソニックの45mmマクロを所有していますし、オリンパスの45mmF1.8も予約済みです。パナソニックのレンズは突出して結像性能が良いことが多いマクロレンズとしてはとても凡庸なレンズで、悪いレンズではないのですが、不満があります。オリンパスのレンズは、ポートレイト用として、安価で、無理に明るくもしていないので性能も期待できますから、文字通り、ポートレイト用に購入する予定です。軽いことも良い点でしょう。マイクロフォーサーズだと、アダプターを使ってオリンパスのフォーサーズ50mmF2マクロを使うと最高です。このレンズは名玉だと思います。