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すでにお使いでしたら分かると思いますが、シャッターラグ（シャッターを押してから実際に切れるまでの時間）は非常に長いです。「ここぞ」と思って押しても、すでにフレームアウトということが多いでしょう。フットサルのコートサイドでシュートの瞬間を捉えようにも、失敗の連続になりがちです。本当にスポーツの（それも不規則に動く被写体）撮影にはプロ級のカメラと大口径の明るいレンズが必要です。Jリーグの試合でゴール横に並んでいるカメラマンのような装備です。そこまで必要な理由は、ピントを合わせるのが正確で早いことです。動きまわる被写体に対してもピンボケにならずに追従し、鋭いレスポンスでシャッターチャンスを捉えます。しかしせっかくE-PL1を購入されたのですから、プロカメラマンのような写真は無理にしてもプレイの雰囲気を残す工夫で実用にはなりそうです。そもそもフットサルは屋根下で行われることが多いので、一般の屋外より暗くなります。被写体ぶれを防ぐためにISO感度は高めにします（400～800程度）アイレベル（目の高さ）で撮っていてはインパクトがないので、たとえば膝下くらいの低いポジションから狙ったり、コーナーキックの時に背後から狙うなど、動きまわることが肝要です。ゴール裏から撮るときはゴールネットにピントが合ってしまうので注意。ところでレンズですが、この中でならやはりM.ZUIKO 40-150mmでしょう。新しい構造でピントを合わせるのがずっと早くなっています。音も静かなので動画撮影時に雑音が入りにくいです。私はM.ZUIKO 14-150mmを使っていますが、こちらならレンズ交換の手間が要りません。そのためシャッターチャンスを逃しにくいし荷物も大幅に減らせます。構造はM.ZUIKO 40-150mmと同じで、使い勝手も抜群です。ご予算次第では検討の価値ありです。.