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どういう風に変化するかというと比べる環境にもよるので何とも言えませんし、ブラウンには液晶にない長所もありますので一概には言い切れない所もあるのですが、総じて画質はかなり向上すると考えて問題ないと思います。

14年前の20型ブラウン管テレビであればまず間違いなく以下のようなものだと思われます。
・ピッチが粗い（解像感を損ねる）
・リフレッシュレートが低い（チラつきの原因となる）
・画面がフラットではない（フラット画面と比べると見辛いだけでなく端に行くほど歪みが大きくなる）
・経年劣化で滲みが生じている

ハイビジョン液晶テレビでDVDを視聴する場合、2番目の回答者さんも書かれているように解像度の違いから画像がある程度粗くなってしまいます。
また、動画描写能力やコントラスト性能については液晶よりもブラウン管の方が勝っていることも間違いありません。
ただし、解像度の違いによる粗さを補正する技術はある程度発達しています。特にDVD再生機やテレビのスケーラーが高性能であればかなりのレベルで補正できます。液晶の描写能力やコントラスト性能もかなりのレベルで改善されています。（ただし26型の現行品では倍速モデルがないため動画描写能力はかなり落ちます）

加えて、液晶はピッチの幅が非常に狭く解像感に優れますし、プログレッシブ表示なのでチラつきも少ない、画面はフラットで端の歪みも生じないといったブラウン管にはない長所もたくさんあります。

以上、あくまで一長一短あることなので見方にもよることなのですが、総合すると液晶の方が長所は圧倒的に多く、やはり液晶テレビで視聴したほうが画質は上だと言い切っても問題ないように思えます。特に32型以上の倍速液晶モデルであればさらに画質差は開きますので、どうせ購入されるのであればそのタイプの液晶テレビをお勧めします。

個人的な意見ですが、ハイビジョンテレビに慣れてしまうと低性能のブラウン管のピッチの粗さやチラつきはどうにも我慢できないし見ていて疲れやすいです。画面がフラットでないのも非常に気になります。これが高級なハイビジョンフラットブラウン管テレビであればそうでもないんですけどね。
未だにブラウン管信者の方は少なくありませんし、その方々の意見も間違ってはいないと思いますが、それはあくまでハイビジョンブラウン管に限っての話。20型くらいのSDブラウン管が今の液晶テレビに勝てる要素はほぼ全くないと言い切って問題ないと思います。