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ＵＳＢ-ＤＡＣ全般に言えることですが、性能が16bit/48kHzであったとしても音質は変化します。24bit/96kHzで音楽ＤＶＤなら尚更変化が見込めます。特にATH-A900で言われる「高音がこもる」部分が晴れます。ハイハットのオープンとクローズが綺麗に分離して高音部の固まり感が無くなります。また、低音の制動が良くなり、余分な倍音が無くなるのでバスドラのアタックとベースが混ざっていた音が分離して聞きとれるようになります。全体的には音の分離が良くなるので「音の見通し」と言われる部分がATH-A900でも体感できます。audio-technicaの特徴の耳の横で鳴っている感が減少して横方向の音場が広くなります。残念ながら今聞いているのは、ATH-A900＋HP-A3の組合せではなくATH-A900＋ＤＴ-2050ＡなのですがHP-A3の方が性能的には良いのでもっと顕著に違いが出るのではないかと思います。人によっては音が「冷たくなる」と表現される部分は確かにありますが、適当に聞き流すことが減り、真面目に曲を聞く時間が増えます。聞く環境でヘッドホンの評価が変わる理由が理解できるようになります。以上、ご参考までに。補足：音楽データを再生する場合ならアプリやデータの圧縮方法によって音質が違うのは有名な話ですのでご存じだとは思います。音楽データは非可逆圧縮ではなく可逆圧縮で保存。音質の良い再生アプリはfoobar2000やSoundPlayer Lilithが有名で、ＵＳＢ-ＤＡＣの導入とASIOでしょうか。が、音楽ＤＶＤの場合再生アプリで音質が変わるかは分からないです。