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ゴーストという現象です。太陽のような強い光源が画面近辺にあると、光がレンズ内で反射することで白く曇ったように現れる現象をフレアと呼びます。T20で撮った写真の橋の左側部分や奥のガスタンクのような建物（太陽が水面に反射している上）に見られます。フレアはフードなどである程度防ぐことができます。この写真のように、光源が画面内にある場合は、はっきりとした像が写るときがあり、これをゴーストと呼びます。FZ30の写真で、いくつも見えますが、レンズは何枚も重ねて作ってあるます。そのレンズのそれぞれで反射がおきて、複数のゴーストができています。この構図（太陽が入っている）では、フードでも防げません。最近のレンズ（特に一体型では）こういう現象が起きないようにコーティングがされているのですが、完全に防ぐことはできません。フィルターがこれを増長させている可能性は少なからずあります。同じ条件でフィルターを外して撮ってみましょう。角度を変えれば、ゴーストの位置や数は変わってきますので、これをうまく使う表現方法もあります。デジタルの最大のメリットは、撮ったその場で確認できることですし、予想もできますから、こういった被写体では試し取りをしてとりましょう。T20ではゴーストは少ないがフレアが多く、FZ３０ではゴーストが多くフレアは少ないという特性があるということを理解して撮れば、それほど騒ぐことではありません。