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まず、ノートＰＣはデスクトップに比べ、狭い筐体にパーツをぎっしり詰め込んでいるので、熱を持ちやすいということを押さえてください。

ファンの音が大きくなったということは、ファンの周りにほこりがたまっていることと、ファンの回転軸が摩耗により傾いたことと、ふたとおり考えられます。

ほかにも、ファンとＣＰＵの間のシリコングリスが劣化した。
ＣＰＵとファンの密着性が悪く熱が逃げないといったことも考えられます。
つまり、浮き上がって隙間があいた状態です。おそらくこの状態だと起動した途端シャットダウンしてしまうかもしれません。

一番の解決法はＣＰＵファンの交換です。
ただ、ノートＰＣはデスクトップのように簡単に交換はできません。
どこのＰＣショップに持ち込んでも、必ずメーカー修理になります。

かといって、自分でやるには危険すぎる。
分解したら、元に戻らないことも覚悟しなければなりません。

メーカー修理に出したとしたら、おそらく修理代は２万円ほどかかると思います。

ＣＰＵの熱を測るソフトがあります。
モバイルメータ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8259/

５０度前後だと心配いりません。
６０度を超すようだと、要注意。

６０度を超し、９０度ぐらいになると、サーマルモニターがＣＰＵを保護しようと、発熱量を抑えようとします。
具体的には、ＣＰＵのクロック数を最大５０パーセントまで落とし、消費電力をセーブし発熱を抑えようとします

このとき、異常に重くなります。
当然ですね、ＣＰＵのクロックが半分にまで落ちるのですから。

そして、おそらく９０度を超えるとなんの前触れもなしに強制シャットダウンし、ＣＰＵを保護します。

とりあえず、上記モバイルメータでＣＰＵの温度を確認してください。
ＣＰＵが十分冷えない状態で高温に晒していると、やがてＣＰＵもコア焼けで壊れますよ。