P904iの取扱説明書・マニュアル [全58ページ 4.93MB]
P904i_J_OP_01.pdf
gizport - 2013-08-14
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50ATコマンドとは、パソコンでFOMA端末の機能の設定や変更を行うためのコマンド(命令)です。※ATコマンド一覧では、以下の略を使用しています。[AT]:FOMA P904i Command Portで使用できるコマンドです。[M]: FOMA P904i(モデム)で使用できるコマンドです。[&F]: AT&Fコマンドで設定が初期化されるコマンドです。[&W]:AT&Wコマンドで設定が保存されるコマンドです。ATZコマンドで設定値を呼び戻せます。ATコマンドの入力は通信ソフトのターミナルモード画面で行います。必ず半角英数字で入力してください。fi入力例fiATコマンドはコマンドに続くパラメータ(数字や記号)を含めて、必ず1行で入力します。ATコマンドを利用するATコマンドについてお知らせfi外部機器から発信・ATコマンド発信を行った場合、2in1のモードに関わらず、Aナンバーで発信します。[電話帳発信]Aモード中はB設定の電話帳への発信を制限しています。Bモード中はA設定の電話帳への発信を制限しています。デュアルモード中にはA/B/共通設定の電話帳へAナンバー発信が可能です。[リダイヤル発信]Aモード中はAナンバーの最新発信履歴、Bモード中はBナンバーの最新発信履歴へAナンバー発信が可能です。ATコマンドの入力形式お知らせfiターミナルモードとは、パソコンを1台の通信端末(ターミナル)のように動作させるモードのことです。キーボードから入力した文字が通信ポートに接続されている回線に送られます。ATD*99***1#リターンマークパラメータコマンドFOMA端末をオンラインデータモードとオンラインコマンドモードに切り替えるには、以下の2つの方法があります。・「+++」コマンドまたは「S2」レジスタに設定したコードを入力します。・「AT&D1」に設定されているときに、RS-232C※のER信号をOFFにします。fiオンラインコマンドモードからオンラインデータモードに切り替える場合は、「ATO 」と入力します。※USBインタフェースにより、RS-232Cの信号線がエミュレートされていますので、通信アプリによるRS-232Cの信号線制御が有効になります。オンラインデータモードとオンラインコマンドモードを切り替える■設定の保存についてAT+CGDCONTコマンドによる接続先(APN)設定、AT+CGEQMIN/AT+CGEQREQコマンドによるQoS設定、AT*DGAPL/AT*DGARL/AT*DGANSMコマンドによる着信許可・拒否設定、AT*DGPIRコマンドによるパケット通信の番号通知・非通知の設定、およびAT+CLIRコマンドによる発番号通知制限の設定を除き、ATコマンドによる設定は、FOMA端末の電源OFF・ONまたは外部機器の取り外し時に初期化されてしまいますのでご注意ください。なお、[&W]が付いているコマンドについては、設定後に「AT&W 」と入力することにより設定を保存できます。このとき、[&W]が付いている他の設定値も同時に保存されます。これらの値は、電源OFF・ON後であっても、「ATZ 」と入力することにより、設定値を復元できます。
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