HDC-HS9の取扱説明書・マニュアル [全132ページ 18.80MB]
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gizport - 2013-09-01
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122用語解説∫オートホワイトバランス本機は数種類の光源の下での白色情報をあらかじめ記憶しています。撮影時の光源がどのようなものか、レンズからの情報によって判断し、記憶している白バランスの中から最も近いものを選びます。この機能のことをオートホワイトバランスといいます。しかし、数種類の光源での白色情報しか記憶していないので、それ以外の光源の下での撮影では、白バランスが正常に働きません。オートホワイトバランスが働く範囲は、図のとおりです。範囲外での撮影では、映像が赤っぽくなったり、青っぽくなったりします。また、図の範囲内にあっても、光源が複数の場合は、オートホワイトバランスが正常に働かない場合があります。この場合、手動で白バランスを調整してください。∫白バランス(ホワイトバランス)本機で撮影すると、光源の影響を受け赤っぽく撮れたり、青っぽく撮れたりすることがあります。このような現象が起こらないように、白バランスという調整をします。白バランスとは、様々な光源の下での白い色を決めることです。太陽の光の下での白い色とはどれなのか、蛍光灯の光の下での白い色とはどれなのかを認識させることによって、その他の色のバランスを調整します。白色はすべての色(光)の基本になるので、基準となる白色を認識することができれば、自然な色合いで撮ることが可能になります。∫オートフォーカスレンズを自動的に前後に移動させ、ピントを合わせます。以下のような特性があります。¥被写体の縦の線がもっともはっきり見えるように調整する¥よりコントラストの強いものにピントを合わそうとする¥画面の中央部にしかピントが合わないこのような特性のため、次のようなシーンでは、オートフォーカスは正しく働きません。マニュアルフォーカスで撮影してください。遠くと近くのものを同時に撮る画面の中央にピントが合うため、近くのものを撮ると、背景にピントが合いにくくなります。遠くの山を背景に人物を撮る場合、両方にピントを合わせることはできません。汚れたガラスの向こうのものを撮る汚れたガラスにピントが合ってしまうので、ガラスの向こう側のものにピントが合いにくくなります。また、車の往来が激しい道路の向こう側を撮る場合も、横切った車にピントが合ってしまうことがあります。キラキラと光るものが周りにあるキラキラ光るものにピントが合ってしまうので、撮りたいものにピントが合いにくくなります。海辺、夜景、花火、特殊なライトが輝いているところなどではピントがぼけることがあります。暗い場所を撮るレンズに入ってくる光の情報が少なくなるため、ピントが合いにくくなります。動きの速いものを撮る機械的にレンズを動かしているため、速い動きには追いつけなくなります。例えば、激しく動き回る子どもを撮るときは、ピントがぼけることがあります。コントラストの少ないものを撮るコントラストの強いものや縦の線にピントが合いやすいので、白い壁などコントラストや縦の線がないものには、ピントが合いにくくなります。HDC-HS9-VQT1N73_jpn.book 122 ページ 2007年12月12日 水曜日 午前10時41分
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