EOS Kiss X7iの取扱説明書・マニュアル [全388ページ 12.68MB]
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f: ピントの合う範囲を変える114設定した絞り数値に対し、適切な露出になるようにストロボの発光量が自動的に調整されます(自動調光)。シャッター速度は、その場の明るさに応じて、1/200秒~30秒の範囲で自動設定されます。暗い場所では、主被写体は自動調光で、背景は自動設定される低速シャッターの組み合わせで、ともに標準露出の雰囲気のある写真になります(自動スローシンクロ撮影)。手持ち撮影のときは手ブレに注意してください。手ブレを防ぐには三脚の使用をおすすめします。なお、シャッター速度が遅くならないようにしたいときは、[z1:ストロボ制御]の[ Avモード時のストロボ同調速度 ]を[ 1/200-1/60秒自動 ]または[ 1/200秒固定]に設定します(p.219)。レンズの絞りは、撮影する瞬間だけ絞りの大きさ(開口量)が変わり、撮影しない状態では、絞りが開いた状態になっています。そのため、ファインダーやライブビュー映像で見えるピントの合う範囲は、常に狭く(浅く)なっています。絞り込みボタンを押すと、そのとき設定されている絞り数値でレンズの絞り込みが行われ、実際にピントの合う範囲(被写界深度)を確認することができます。D 内蔵ストロボを使うピントの合う範囲を確認するMライブビュー映像を見ながら(p.146)、絞り込みボタンを押したまま絞り数値を変えると、ピントの合う範囲がよくわかります。
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