CanoScan 5200Fの取扱説明書・マニュアル [全397ページ 6.42MB]
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CanoScan 5200F スキャナ操作ガイド 画像をどのようにスキャンして取り込むかを設定します。基本的には「白黒」、「グレースケール」、「カラー」の3種類があります。白黒原稿を白と黒だけで表現します。画像の1つの点は1ビットで表現されます。グレースケール原稿を白から黒までの連続した色で表現します。画像の1つの点は、8ビットで256階調、16ビットで65536階調で表現されます。カラー原稿をカラーで表現します。画像は光の3原色であるRGBの3つの点の集まり(画素)で構成され、画素を構成する1つの点はそれぞれにグレースケールと同様の階調を持ちます。1つの点の階調が8ビットの場合、8×3=24で「24 ビットカラー」、16ビットの場合は「48ビットカラー」と呼ばれ、それぞれ1670 万色、280 兆色の表現ができます。スキャナの種類やソフトウェアによる読み取り階調、「モアレ低減」や「オートクロップ」などの画像処理機能の違いでいろいろな設定が選択できます。ScanGear CSやCanoScan Toolboxでは、これらの機能とカラーモードを組み合わせることにより、原稿の種類や目的に合った設定が選択できるようになっています。■ScanGear CS のカラーモードの例(スキャナの機種により異なります)白黒 写真などの原稿をモノクロのプリンタで出力するときに選択します。画像を白と黒の2色で表現します。グレースケール白黒写真などのスキャンやモノクロ画像が必要なときに選択します。画像を8ビットで表現します。グレースケール(16ビット)白黒写真などのスキャンやモノクロ画像が必要なときに選択します。画像を16ビットで表現します。フィルムのスキャンでのみ設定できます。カラー原稿をカラーで表現します。画像は光の3原色であるRGBの3つの点の集まり(画素)で構成され、画素を構成する1つの点はそれぞれにグレースケールと同様の階調を持ちます。1つの点の階調が8ビットの場合、8×3=24で「24 ビットカラー」、16ビットの場合は「48ビットカラー」と呼ばれ、それぞれ1670 万色、280 兆色の表現ができます。カラー(写真)カラー写真をスキャンするときに選択します。画像を8ビットで表現します。カラー(文書,表)写真だけでなく、文字や表などが入ったカラー文書をスキャンするときに選択します。画像を8ビットで表現します。カラー(48ビット)カラー写真をスキャンするときに選択します。画像を16ビットで表現します。テキスト(OCR)文字などをはっきりと読み取るときに選択します。特に、OCRソフトなどでテキストを読み込むときに選択します。原稿を白と黒の2色だけで表現します。Macintoshでは選択できません。
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