DSP-AX1400の取扱説明書・マニュアル [全139ページ 4.54MB]
DSP-AX1400_J_rev5.pdf
gizport - 2013-09-24
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80技術/用語解説コンポジットビデオ信号輝度を表すY信号と、色を表すC信号をひとつにまとめて伝送する方式です。テレビのNTSC信号などが採用しています。Sビデオ信号映像信号を、輝度を表すY信号と、色を表すC信号に分けて伝送する方式です。S ビデオ端子で接続すると、より美しい映像で録画/再生をお楽しみいただけます。コンポーネントビデオ信号映像信号を、輝度を表すY信号と、色を表すPB/C B信号およびPR/C R信号の3系統に分けて伝送する方式です。それぞれの信号を独立して伝送するため、色をより忠実に再現できます。また、コンポーネントビデオ信号は、色を表わす信号から輝度を表わす信号を引いているので、色差信号とも呼ばれます。D端子最新のAV機器間での映像信号の伝送に用いられる端子で、コンポーネントビデオ信号とコントロール信号(走査線、アスペクト比、インターレース/プログレッシブの情報)を、一本の専用ケーブルで接続できます。その性能に応じてランクがD1からD5に分けられています。本機にはD4 VIDEO端子が装備されており、D1からD4の規格に対応しています。映像編PCM(リニアPCM)MP3形式やATRAC形式のようにアナログ音声信号を圧縮せずに、そのまま符号化して録音・伝送する方式です。「PCM」は、パルス・コード・モジュレーションの略で、デジタル信号をパルスの符号にして変調記録するという意味です。音楽CDや、DVDオーディオの録音方法などで採用されています。PCM方式では、非常に短く区切った単位時間あたりの信号の大きさを数値に置き換える(サンプリング)手法を用いています。LFE(ロー・フリケンシー・エフェクト)0.1チャンネル音声成分の帯域が20~120Hzの、低音域専用チャンネルです。ドルビーデジタルとDTS、AACで、全帯域用の5チャンネルに加えて、効果的な場面で低音を増強するために使用されます。音声の帯域が低域のみに制限されているので、0.1と表現されます。サンプリング周波数アナログ音声信号をデジタル信号化する際に、1秒間にサンプリング(信号の大きさを数値に置き換えること)を行う回数をサンプリング周波数といいます。再生できる周波数帯は「サンプリング周波数」で決まり、サンプリング周波数が高いほど再生可能な音域が広がることになります。音声編Timbre Matching(ティンバー・マッチング)人間の耳は、音の来る方向によって音の感じ方が変わります。映画館では、サラウンドスピーカーが聴衆を囲むように配置されているため、音が全方向から来ますが、ホームシアターでは、リスナーの両側2本のみが使われます。ティンバー・マッチングは、サラウンドスピーカーからの音を、フロントスピーカーの音の特性に合わせることで、フロント-サラウンド間の音のつながりをスムーズにし、拡がりがあるサウンドを再現します。Adaptive Decorrelation( アダプティブ・デコリレーション)映画館では、多数のサラウンドスピーカーが創り出す、包み込むようなサラウンドサウンドが体験できます。しかし、ホームシアターでは通常2本のスピーカーしか使われないため、空間的な拡がりや、サラウンド感に欠けてしまったり、また近接したスピーカーにサラウンドサウンドを取り込まれてしまいます。アダプティブ・デコリレーションは、サラウンドチャンネル間の時間と位相を微妙に変化させることにより、2本のスピーカーだけを使って、映画館と同様の拡がりがあるサウンドを再現します。量子化ビット数アナログ音声信号をデジタル信号化する際に、音の大きさを数値化するときのきめ細かさを量子化ビット数といいます。音量の差を表わすダイナミックレンジは「量子化ビット数」で決まり、量子化ビット数が大きいほど音の大きさの変化をきめ細かく再現できることになります。
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