DSP-AX1400の取扱説明書・マニュアル [全139ページ 4.54MB]
DSP-AX1400_J_rev5.pdf
gizport - 2013-09-24
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40音場とは?「その空間が持つ特有の音の響き」を音場と呼んでいます。コンサートホールなどで、私達は、楽器の音や歌手の声が直接聴こえてくる「直接音」の他に、床や壁・天井などに一回反射してから聴こえてくる「初期反射音」、さらに何回も反射を繰り返しながら次第に減衰してゆく「後部残響音」を聴くことになります。建物内部の形状や広さ、それに内装材料の種類等によって、初期反射音や残響音の構成が異なり、そのホール特有の響きが生まれます。それが「音場」です。ヤマハでは、世界の著名なコンサートホールやオペラハウスなどで、反射音の方向・強さ・帯域特性・遅延時間等の音場情報を実際に測定し、その膨大なデータをROMに蓄積しています。本機では、この音場測定の実測データを基に作成された、音場プログラムを自由に選択し、著名ホールやライブハウス等の音場をリスニングルームに再現することができます。初期反射音1つの表面(壁や天井など)に反射してから、極めて急速(直接音が発生してから50msから80ms後)にリスナーの耳に到達する反射音です。初期反射音により、直接音に明瞭さが付加されます。後部残響音2つ以上の表面(壁や天井、部屋の後部など)に何回も反射を繰り返しながら、多数の反響音がひとまとめになり、連続した音響の余韻となる音です。これらの反射音は方向性がなく、直接音の鮮明さを劣化させます。*本機の音場プログラムは、世界各地の実在のホールなどの音響特性を測定した結果に基づいて設計されています。そのため、前後左右で響きの強さや音量差が異なると感じられる場合がありますが、故障ではありません。*音場プログラムの名前や説明にこだわらず、最も心地よく聞こえる音場プログラムをお選びください。反射音のイメージ
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