パジェロイオの取扱説明書・マニュアル [全426ページ 12.75MB]
PAJERO_201210.pdf
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運転装置7 - 397J00706600926「4HLc」または「4LLc」で急なカーブを低速で旋回した場合,ブレーキをかけた状態と同じような現象が発生することがあります。これはタイトコーナーブレーキング現象と呼ばれているもので,4つのタイヤの軌跡(回転差)が違うために発生する4輪駆動車特有の現象です。このような現象が発生したときには,ハンドルを直進状態に戻すか後輪駆動に切り換えることによって解消することができます。4WD車は4輪に駆動力がかかるため,タイヤの状態が車の性能に大きく影響します。タイヤには細心の注意をしてください。4輪とも指定のタイヤ,ホイールを装着してください。→「タイヤ,ホイールのサイズ」P. 14-8タイヤ,ホイールを交換するときは4輪とも交換してください。タイヤのローテーションは10,000kmごとに行ってください。→「タイヤローテーション」P. 11-4タイヤの空気圧は定期的に点検してください。タイヤの空気圧が適正でないと,駆動モード切り換え時にギヤ鳴り音やショックが発生することがあります。→「タイヤの空気圧」P. 14-104WD車取り扱い上の注意乾燥した舗装道路,高速道路を走行するときは注意乾いた舗装道路は「4H」または「2H」で走行してください。特に乾いた高速道路は絶対に「4HLc」または「4LLc」で走行しないでください。乾いた舗装道路を「4HLc」また は「4LLc」で走行すると燃料の消費量が多くなったり,騒音,タイヤの早期摩耗を発生することがあります。また,駆動系部品に無理がかかり,オイル漏れや焼き付きなど重大な故障の原因となるおそれがあります。必ず「4H」または「2H」で走行してください。急なカーブを回るときは注意急旋回したときは,タイトコーナーブレーキング現象を起こし,運転しにくくなりますので,急な旋回は避けてください。タイヤ,ホイールについて注意同一指定サイズ,同一種類,同一銘柄および摩耗差のないタイヤを使用してください。サイズ,種類,銘柄および摩耗度合いの異なるタイヤを使用すると,駆動系部品に悪影響をおよぼしたり,故障など思わぬ事故につながるおそれがあります。
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