ハイゼットバンの取扱説明書・マニュアル [全244ページ 7.11MB]
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いざというときに いざというときの処置 184 ページアップ日時 : 2012/08/24 14:19:37オーバー ヒートの処置 下記の状態がオーバー ヒートです。 水温警告灯が点滅したとき エンジン ルームから蒸気が立ちのぼり、エンジンの出力が低下したとき 車を安全な場所に止め、下記の処置をしてください。 処置を行う前に 警告 水温が高いときは、ラジエーター キャップを外さないでください。冷 却水の圧力がラジエーター キャップにかかっているので、蒸気や熱湯が吹き出し、大変危険です。 冷却ファンに絶対に触れないでください。突然、ファンが回転するため、大変危険です。 処置の手順 1. エンジン ルームから蒸気が出ていたら、エンジンを止めて、蒸気が出なくなるまでエンジン ルームを開けないでください。蒸気が出なくなったらエンジンを始動しエンジン ルームを開け、風通しを良くします。 2. エンジン ルームから蒸気が出ていなければ、エンジンをかけたままエンジン ルームを開け、風通しを良くします。 3. 1 または 2 の処置を行ったあと、エンジン ルームをチェックします。エンジン ルーム内が下記のような状態であれば、ただちにエンジンを止めてダイハツ サービス工場に連絡してください。 冷却ファンが回転していないとき ホース類などから蒸気や熱湯が漏 れているとき ラジエーター リザーバー タンク の水がないとき ファン ベルトが切れているとき 4. 水温警告灯が消灯したらエンジンを止めます。 5. エンジンが十分に冷えてから冷却 水の量、ファン ベルトのゆるみ、ラジエーターのコア(放熱部)の著しい汚れやゴミの付着の有無などを点検します。 6. 冷却水が不足しているときは、補給します。冷却水の補給は、別冊の「メンテナンス ノート」を参照してください。 アドバイス オーバー ヒートを防止するため、日頃から冷却水の量と冷却水の漏れがないかを点検するように心がけてください。(冷却装置、冷却水の点検は別冊の「メンテナンス ノート」参照)
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