LEICA M9の取扱説明書・マニュアル [全96ページ 4.00MB]
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Gizbot 2013-09-24
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ブライトフレームファインダーライカM9のブライトフレームファインダーは、明るくコントラストがはっきりした大型の高性能ファインダーで、画像の細部をすべて表現するだけでなく、ファインダー倍率0.68倍の高い精度の距離計連動式レンジファインダーにもなっています。ブライトフレームの大きさは、撮影距離1mにおいて、ライカM9のフルフォーマットである24x36mmの撮像素子寸法にほぼ対応しています。ブライトフレームは、フォーカシング機構と連動しているためパララックス(レンズとファインダー軸のずれ)はレンズのピントが合うと自動的に補正されるようになっています。ブライトフレームは、0.7mから無限までの範囲すべてで実際に撮影される範囲とほぼ同等になります。ほぼ同等とは、撮影距離が1mより近距離では実際に撮影される範囲はブライトフレームのフレーム内側の範囲より幾分狭い範囲となり、撮影距離が長くなると、ブライトフレームのフレーム内側の範囲より幾分広い範囲となります。(右図)このように、実際の撮影ではほとんど問題とならないわずかな差異が生じます。レンジファインダー式カメラのブライトフレームは、それぞれのレンズ焦点距離の画角に応じて調節されなければなりません。しかし、この画角はピント合わせのときに、レンズ繰り出し量の変化によって、つまり光学系とCCDセンサー面との距離によって変わってきます。無限遠より近距離の被写体にピントを合わせた場合(レンズを繰り出したとき)は、実際に撮影される画角が小さくなり、ブライトフレーム内側の範囲全体を写すことができません。この現象はレンズの焦点距離が長くなるにしたがって、レンズの繰り出し量も大きくなることから顕著に現れます。写真とブライトフレーム位置は焦点距離50mmのときのもの。AブライトフレームB実際の領域0.7mに設定 センサーは、約1フレーム分小さくカバーします。1mに設定 センサーは、ブライトフレームの内辺によって表示されたのとちょうど同じ領域をカバーします。無限遠に設定センサーは、水平方向に約1フレーム分、垂直方向に約4フレーム分大きくカバーします。1正確なフォーマットは23.9 x 35.8mmで、これはアナログのMモデルと同じです。ABブライトフレームファインダー / 43
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