LEICA X2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 4.18MB]
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gizport - 2013-09-09
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ISO感度同じ明るさでも、ISO感度の設定値によって設定できるシャッタースピードと絞り値は変わってきます。ISO感 度 を 上 げ れ ば 、シ ャ ッ タ ース ピ ード を速くして動きのある被写体の一瞬をとらえたり、絞りを絞り込んで被写界深度を深くしたりできます。ただし、ISO感度を上げるとノイズが目立つようになります。ISO感度を設定するには、ISO ボタ ン(1.13)を 押 し 、表 示 さ れ た メニ ューで[ISO オート](自動設定)または数値を選びます。[ISO オート]を選ぶと、自動設定されるシャッタースピードの下限を設定できるので、動いている被写体がぶれて写らないようにしたいときなどに便利です。また、自動設定されるISO感 度 の 上 限 も 設 定 で きる の で、ノイズを抑えたいときなどに効果的です。これらの機能を設定するには、メニュー画面で[ISO オート設定](3.3)を選 んで か ら 、最 初 の サ ブメニ ューで[ 最長シャッター](自動設定されるシャ ッ タ ース ピ ード の 下 限 )ま た は[ 最大ISO](自動設定されるISO感度の上限)を選び、次のサブメニューで希望の設定値を選びます。メモ[ISO オート ]設定時に自動設定されたISO感 度(2.1.3)は 、液 晶 モ ニターが 消 灯 して い て も(35ページ)、シャッターボタン(1.8、27ページ)を半押しすると表示されます。画質を決める要素‐シャープネス/彩度/コントラストデジタル写真には数多くのメリットがありますが、その1つ が 、画 像 の 質 を決める大切な要素を簡単に調整できることです。本機では、画質の決め手となる次の3つの大切な要素を撮影前に調整できます。- シャープネス:美しく撮影するには、少なくとも主要被写体だけには正確にピントを合わせてシャープに描き出さなければなりません。画像がシャープな印象になるかどうかは、輪郭がシャープであるかどうか、すなわち画像の輪郭部において明暗の境界部分がどれだけ小さいかで決まるといっていいでしょう。シャープネス調整とは、この境界部分の大小を調整することです。- 彩 度:画 像 の 色 合 い が 淡 い パ ス テ ル カ ラ ー の よ う に 見 え る か 、 鮮 やか でカラフルに見えるかを決める要素です。画像の印象は、光の状況や天候(晴れか曇りか)によって大きく違ってきますが、彩度によっても明らかに変わってきます。- コントラスト:明るい部分と暗い部分の差のことで、画像が 単調 であるか 鮮明 であるかを決める要素です。コントラスト調整とは、明るい部分をより明るくして暗い部分をより暗くするなど、明暗の差に強弱をつけることです。これらの3つの要素を、[標準]( 変 更 な し ) と 高 低2段階の5段階で個別に調整できます。これらの要素を調整するには、メニュー画面で[シャープネス](3.10)、[彩度](3.11) 、[コントラスト](3.12)か ら 調 整 し た い 要 素 を 選 び 、サ ブメニューで希望の調整レベルを選びます。メモこれらの要素の調整はJPEG画像にのみ適用されます。RAW画 像(DNG)には適用されません。38
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