LEICA X1の取扱説明書・マニュアル [全69ページ 2.46MB]
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gizport - 2013-09-01
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シャッタースピード優先 AE モードシャッタースピード優先AE モードは、 手動で設定したシャッタースピードに応じて、 絞り数値を自動的に設定します。 このモードは、 動きのある被写体の撮影に向いています。 動きのある被写体の撮影では、 動きのシャープさが構図に欠かせませんが、 その際、 シャッタースピードが決め手になります。 手動であらかじめ適切な速さのシャッタースピードを選んでおくと、 動きのある被写体の瞬間をとらえることができ、 動きがぼやけるのを防ぐことができます。 逆に、 シャッタースピードを遅くしてわざと「ワイピング」効果を出し、 動きの流動感を表現することもできます。 このモードを選択するには、 絞り調整ダイヤル (1.9) を Aのポジションにセットし、 シャッタースピード・ダイヤル (1.10) でご希望のシャッタースピードを選んでください。 • このモードは T (2.1.1) として表示されます。 さらに、 手動設定したシャッタースピードが白色で表示されます (2.1.17) 。 このモードで撮影するには、 以下の手順に従ってください。 1. シャッター・ボタン (1.8) を 半 押 し し ま す 。 • 自動設定された絞り数値が白色で表示されます (2.1.20) 。 開あるいは全閉状態でも、 選択したシャッタースピードによっては、 露出不足あるいは露出オーバーとなる場合があります。 その場合は、 両方の数値が赤色になります。 自動設定された絞り数値が決めた構図に適切だと思われる場合は、 2. シャッター・ボタンを全押しして、 撮影します。 適切でない場合は、 シャッター・ボタンを全押しする前にシャッタースピードを変更できます。 絞り優先AE モード絞り優先AE モードは、 手動で設定した絞り数値に応じて、 露出を自動的に設定します。 被写界深度が構図に欠かせないような場合に特に適しています。 被写界深度は絞り数値で決まるからです。 手動であらかじめ絞り数値を小さくする(絞りを開く)と、 被写界深度を浅くできます。 例えば、 人物撮影で顔を「浮き立たせ」、 重要でない、 あるいは目障りな背景をぼかすことができます。 逆に、 絞り数値を大きくする(絞りを閉じる)と、 被写界深度を深くできます。 これにより、 例えば風景撮影などで前景から背景まですべてにピントが合った写真にすることができます。 38
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