RD-S301の取扱説明書・マニュアル [全108ページ 10.32MB]
manual.pdf?no=71873&fw=1&pid=11089
Gizbot 2013-09-16
http://www.toshiba-living.jp/.../manual.pdf?no=71873&fw=1&pid=11089 - 10.32MB
- キャッシュ
7478view
108page / 10.32MB
74 録画時間について従来のVTR(ビデオテープレコーダー) の場合、録画時間は、ビデオテープ自体の長さと録画速度(標準/3倍など)で決まります。ディスクの場合には、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)という可変圧縮方式でビットレート(Mbps:一秒あたりの情報量) の値を変えることで、録画できる時間を変えることができます。たとえば、バケツに水道から水を入れるとき、蛇口を大きくひねって水をたくさん出すとバケツはすぐにいっぱいになり、少しだけひねって水を出すと、バケツはゆっくりいっぱいになります。このときのバケツがDVD-RAMで、蛇口の回し具合がビットレート、水がいっぱいになるまでにかかる時間が、録画できる時間にあたります。水をたくさん出す、つまりビットレートが高いと、すぐにディスクはいっぱいになり、ビットレートが低いとディスクがいっぱいになるまでの時間が長くなります。画質について (SP、LP、TS、A1、A2、DL、MN モードの使い分け )ビットレート(Mbps)が高いということは、その映像に対する情報量が多く、低ければ情報量が少ないということです。ただし、ビットレートの値が高いからといって、必ずしも画質が良いとは言いきれません。ビットレートの数値の違いが大きいときは、画質の違いがわかりやすいのですが、近い値で比べると、その違いを感じにくい場合があります。一般的に、ビットレートを低く設定すると、動きのおだやかな映像では目立ちませんが、変化が激しい映像では、必要なデータの量が確保できずに細部の情報が欠落し、結果として画面が粗くなってしまいます。たとえば、動きが激しい場面や、水面のように細かい光と影が多い場面では、画面に四角いノイズ(ブロックノイズ)が見えてしまいます。本機では、4.7GBの未録画ディスクを使って 「SP」モードで約2時間、「LP」モードで約4時間の録画ができる設定があります。「SP」モードを標準とし、長時間でかつ画質にこだわらない場合には「LP」モードで録画するという使い分けをお勧めします。また、録画したい時間が3時間前後だったり、「SP」か「LP」かの選択に迷ったときには、「A1」モードを選択してください。「A1」モードでは、4.7GBの未録画ディスクの場合、録画する時間が約1時間程度から最長約4時間までの範囲で、録画時間に応じて画質を自動で最適値に設定しますので、簡単に良好な画質が得られます。一部録画済みのディスクでも、その残容量に合わせてレート設定をします(録画の直前の空き容量に応じて画質が決定されますので、ディスクに空き容量が少ない場合には、当初確認した画質より低くなるか、最後まで録画できないことがあります)。内蔵HDDへの録画で「A1」モードを設定すると、ディスク片面一枚(4.7GB)にダビングできるビットレートを自動的に設定します。この「A1」モードは、DVDディスクへの録画時でも選択できます。音楽番組やアニメなどを一定以上の画質で録画したい、という場合は、「MN」モードの選択をお勧めします。6Mbps以上の場合の画質で録画すると、おおむね良い画質で録画できますが、高くするほど録画可能時間は短くなります。TSはデジタル放送をそのままの高品質で録画するときに選択します。TSで録画したタイトルは、デジタル放送特有の高画質、高音質で複数の音声などの番組情報をそのまま録画します。そのため、多くの録画容量を使用します。「A2」、「DL」に関しては 操作編62ページをご覧ください。D /M1、 D /M2 について本機で音声を記録する方式です。音声をそのまま記録するのではなく、デジタル信号に圧縮して記録し、再生時には元に戻します。1と2では規格上、使用されるデータの量が異なります。 D /M1、 D /M2は米国ドルビーラボラトリーズの民生用デジタル記録方式を用いています。設定1としてD /M1はDolby Digital 192 kbps、設定2としてD /M2はDolby Digital 384kbpsとなっています。L-PCM(リニア PCM)についてドルビーデジタルと同様に音声の記録方式ですが、圧縮せずに、アナログ信号をサンプリングし、48KHz/16bitのデジタル信号に変換して録音します。したがって、使用されるデータ量はドルビーデジタルよりも多くなります。技術情報ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造されています。Dolby、ドルビー及びダブル D 記号はドルビーラボラトリーズの商標です。DTS および DTS Digital Out は DTS, Inc. の登録商標です。HDMI、HDMIロゴ及びHigh-Defi nition Multimedia Interfaceは、HDMI Licensing LLCの商標又は登録商標です。
参考になったと評価
54人が参考になったと評価しています。
この取扱説明書が関連付けられている製品