D-MG55DVの取扱説明書・マニュアル [全136ページ 2.68MB]
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gizport - 2013-10-26
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r基本操作q55◎DTSデジタルサラウンド(または単にDTSと呼ばれます)は、デジタル・シアター・システムズ社が開発したマルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。◎再生チャンネルや再生帯域はドルビーデジタルと同様、FL、FR、C、SL、SRの5chに加えてLFE 0.1chを持つ5.1chで、他にステレオ2chモードがあります。いずれも各チャンネルの信号は完全に独立して記録されるため、各信号間の干渉、クロストーク等で劣化する心配はありません。◎DTSはドルビーデジタルに対して比較的高いビットレート(CD/LDで1234kbps、DVDは1536kbpsか768kbps)となり、相対的に低い圧縮率で動作するのが特徴です。そのためデータ量が多く、映画館においてのDTS再生は、フィルムと同期をとったCD-ROMを別途再生する方法がとられています。もちろんLDやDVDにおいてはそういった心配はなく、1枚のディスクに映像とサウンドが同時に記録可能なため、他のフォーマットと同様の取り扱いが可能です。◎この他のメディアにはDTS録音されたCDがあります。これは従来の(2ch録音された)CDと同様のメディアに5.1chのサラウンド信号が記録されたもので、映像はありませんが、CDプレーヤーを使ってサラウンド再生が可能となるという特徴があります。DTSによるサラウンドトラック再生も映画館とAVルームの間で基本的な違いは無く、映画館と同様の緻密で雄大なサウンドを楽しむことができます。“DTS”、“DTS-ES Extended surround”はデジタル・シアター・システムズ社の商標です。DTS デジタルサラウンドについてドルビーバーチャルスピーカーについて■ドルビーバーチャルスピーカーの特長◎正確なサラウンド音場定位仮想サラウンドスピーカーの位置は、左方向に105°右方向に105°として処理されます。◎マルチチャンネルプログラムを制作者の意図通りに再生各チャンネルの音はミキシング時に設定された位置に再生されます。例えば左後方に設定されたものは左後方から聞こえます。◎ステレオプログラムがサラウンドにドルビープロロジックIIとの連携動作によりステレオプログラムからも豊かなサラウンド音場を創造します。◎リスニングモード選択標準(REFERENCE)モードとワイド(WIDE)モードが提供されます。標準モード ワイドモード :フロント2チャンネル :ドルビーバーチャル スピーカーによる仮想音源 ドルビーヘッドホンについてドルビーラボラトリーズと豪州レイクテクノロジー社との共同開発による立体音響技術で、サラウンド音場を通常のヘッドホンで再生できる技術です。元来、ヘッドホンではすべての音が頭の中でなってしまい長時間の鑑賞は苦痛となりますが、部屋でのスピーカー再生をシミュレートしたドルビーヘッドホンは音源が前方あるいは側面にしっかり頭外定位するため、まるで映画館かホームシアターにいるような迫力のあるサウンドを聞くことが可能です。この技術は主としてドルビーデジタルまたはドルビープロロジックサラウンドのデコード機能を組み込んだマルチチャンネルオーディオ/ビデオ機器を対象にしており、高性能デジタル信号処理用チップ(DSP)に組み込んで動作させます。ドルビーヘッドホンはマルチチャンネル音源だけでなくステレオプログラムにも効果的です。ドルビーバーチャルスピーカー(Dolby Virtual Speaker)技術は、ドルビーラボラトリーズ社の専有技術により、フロント2チャンネルスピーカーだけでサラウンド音場の仮想化をおこなっており、実際にサラウンドスピーカーを設置しているかのような再生が体験できます。
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