3<RRA1123>応用操作その他準備基本操作特長お手入れのしかた＊ いままでにお客様の所で，カセットデッキのヘッド汚れによるこんな故障がありました。正常に録音できない・ 音がこもっている・ 高音がでない正常に再生しない・ 音がでない・ 音がおかしい＊ それほどにヘッド部の清掃は重要なのです。製品を自分で故障させないために、いつもきれいにしておいてください。おおよそ、10時間程度の使用を目安に汚れを拭きとってください。清掃のしかたヘッドクリーニング棒または綿棒をクリーニング液、あるいは無水アルコールで軽くしめらせ、下図に示された部分を軽く拭きます。 ヘッドは汚れていませんか？消去ヘッド録音/再生ヘッドピンチローラーキャプスタン清掃後は、クリーニング液が乾くまで（2～3分）テープをセットしないでください。クリーニングカセットについて市販されているクリーニングカセットの中には、構造不備のため、クリーニングカセット自体が取り出せなくなる恐れのあるものがありますのでご注意ください。当社別売りのカセットクリーニングキット“JV－CI”を使用することを推奨します。カセットデッキのヘッドの消磁長時間カセットデッキを使ったり、磁石やドライバーなどを近づけると、ヘッド部が磁化され、雑音が発生したり高音が低下する原因となりますので、市販のカセットタイプのヘッドイレーサーで定期的にヘッドを消磁してください。ヘッドの消磁をするときは、本機の電源をオンにして、アンプの音量は必ず最小にしてください。また ヘッドホンのプラグは端子から抜いておいてください。製品のお手入れについて通常は、柔らかい布で空拭きしてください。汚れがひどい場合は水で5～6倍に薄めた中性洗剤に柔らかい布を浸してよく絞った後、汚れを拭きとり、その後乾いた布で拭いてください。アルコール、シンナー、ベンジン、殺虫剤などが付着すると印刷、塗装などがはげることがありますのでご注意ください。また、ゴムやビニール製品を長時間触れさせることも、キャビネットを傷めますので避けてください。化学ぞうきんなどをお使いの場合は、化学ぞうきんなどに添付の注意事項をよくお読みください。お手入れの際は、差し込みプラグをコンセントから抜いて行ってください。注意 7 Digital Processing System本機には、音質向上を目的にDSP (Digital Signal Processer)をメインにしたデジタル処理回路が搭載されています。このDSPは従来アナログ回路で行っていた信号処理の大半を行うとともに、パイオニア独自の機能 (XDフラット、ALCA、FLEX、デジタルシンクロなど) の信号処理も行っています。また、テープ再生中に発生するヒスノイズを除去するシステム (デジタルNR P.14 ) も組み込まれています。7 デジタル NRデジタルNRはパイオニアが独自に開発したもので、再生時に発生するカセット特有のヒスノイズを大幅に低減し、CD並の高SN比を実現します。7 レガートリンクコンバージョンレガートリンクコンバージョンを搭載し、再生帯域を飛躍的に拡大します。レガートリンクコンバージョンは、記録された信号を元に、記録前のオリジナル信号を想定して音源により近い音楽再生を実現します。7 光デジタル入力 (OPTICAL) 録音CD･MDなどサンプリング周波数が44.1kHzの光デジタル出力を持ったデジタル再生機からデジタル入力させて録音できます。7 デジタルシンクロ録音本機の光デジタル入力とCD･MDなどのデジタル機器の光デジタル出力が接続された状態で、デジタルの音声情報を分析し、曲スタートや曲間を見分け、それに応じて録音動作（録音スタートや録音/一時停止）を同期させる機能です。7 デジタルXD フラットシステム低域 (400Hz)、中域 (3kHz)、高域 (15kHz) の3つの周波数ポイントで録音補正を行います。これによって使用するテープに最適なバイアス、録音感度、イコライザーが自動設定されます。(以下本文中はXDフラットシステムとします。)7 デジタルFLEX( DIGITAL FrequencyLevel Expander)システム再生時に低域と高域の音のバランスを常にモニターし、高域レベルの不足分を自動的に増幅させ、常にクリアな音を実現します。(以下本文中はフレックスシステムとします。)シ ン ナ ベンジン 殺 虫 剤
