LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
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gizport - 2013-10-29
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46 / 露出モード/ 絞り優先AEモード/ AEロック露出モード本機では、次の 3 種類から露出モードを選択できます。被写体、撮影状況、好みなどに応じて選んでください。‐スナップショットモード:ほとんどの設定をカメラにまかせて素早く撮影できる、便利なモードです。レンズを装着または交換したら、最初に絞り値と撮影距離の設定だけを行っておけば、あとはどの設定も変えることなくそのまま撮影を続けられるので、フルオート感覚で撮影を楽しめます。‐絞り優先 AE モード:絞り値はマニュアル設定、シャッタースピードはカメラまかせの、セミオートモードです。‐マニュアルモード:マニュアル操作で絞り値とシャッタースピードを決める、 M 型おなじみのモードです。スナップショットモードについての詳細は、 14 〜15 ページをご覧ください。絞り優先AEモードシャッタースピードダイヤル( 1.18 )を「A」にします。シャッタースピードは、本機の電子回路によって自動設定されます。手動設定した絞り値、露出計による測光結果、 ISO 感度設定に基づき、1/4000〜32 秒の範囲で、無段階で設定されます。自動設定されたシャッタースピードは、ファインダー内に LED でデジタル表示されます。表示される値はわかりやすいように1/2ステップずつとなります。2 秒より遅いシャッタースピードに設定されたときは、シャッターレリーズボタンを押した後に残り時間が 1 秒単位でカウントダウン表示されます。設定は無段階で行われますが、ファインダーに表示される値は1/2ステップずつになります。例えば、シャッターレリーズボタンを押す前に「16」 (実際の設定値にもっとも近い1/2ステップの数値)と表示されても、実際の設定値がそれより遅いこともあり、シャッターを切った後のカウントダウン表示が「19」などから始まることもあります。極端な光の状況下では、自動設定に必要なあらゆる数値に基づいたうえで、1/4000秒より速かったり32 秒より遅かったりと、本機で設定できる範囲外のシャッタースピードが算出されることもあります。その場合は、本機で設定できる最高値または最低値が点滅表示されます。AEロック構図上の理由から主要被写体を中央に置きたくないケースがよくあります。また、そのような場合では、主要被写体の明るさと構図全体の平均的な明るさの差がきわめて大きいこともあります。本機の測光方式は中央部重点測光で( 「露出を設定する」 、45 ページ) 、ファインダーの中央部に重点を置いて平均的な灰色を基準に測光するので、このケースには適していません。AE ロックを使えば、そのような構図や被写体でも簡単に撮影できます。 AE ロックは絞り優先 AE モードでのみ使用できます。AEロックを使って撮影する1. 主要被写体や平均的な明るさの部分にファインダーの中心を合わせます。2.シャッターレリーズボタン( 1.20)を 2 番目の作動ポイントまで押し込み、露出値を測定・固定します。この作動ポイントで押し続けている間は露出値が固定されたままになり、 LED デジタル表示の上のドットが赤く点灯します。光量が変わってもシャッタースピードは固定されたままになります。3.シャッターレリーズボタンを押し込んだ状態で構図を決めます。4.シャッターレリーズボタンを全押しします。最初に設定されたシャッタースピードのままで撮影できます。AE ロックで露出を固定した後に絞り値を変えてもシャッタースピードは再設定されないため、適正露出は得られません。シャッターレリーズボタンから指を離して AE ロックを解除してから、絞り値を設定し直してください。
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