LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
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gizport - 2013-10-29
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露出補正露出値は平均的な灰色(光の反射率が 18 %)を基準に算出されます。平均的な灰色とは、標準的な被写体の明るさ、すなわち平均的な光の反射率をもつ被写体の明るさです。反射率が平均的ではない被写体を撮影するときは、露出が適正になるように補正することができます。例えば、なんらかの理由で露出値を意図的に露出オーバー側や露出アンダー側にずらして連続撮影するときなどには、露出補正は便利な機能です。露出補正では、AEロック(46ページ)とは異なり、補正値はリセットするまで有効です。露出補正値は、 +-3EV の範囲で1/3EV ステップで設定できます( EVは「 Exposure Value」の略で、露出量の単位です)。露出を補正する露出補正の方法は、撮影情報メニューを使う方法と、メイン設定リングを使う方法の 2 通りがあります。露出値を露出オーバー側や露出アンダー側にずらして撮影するときなどは、撮影情報メニューを使う方法をおすすめします。ファインダーをのぞきながら被写体を追う場合などは、メイン設定リングを使えば素早く露出補正できます。撮影情報メニューで設定する1. 撮影情報メニュー( 13 、31 ページ)で[ EV ](5.2.2)を選びます。2.サブメニューで露出補正値を設定します。メイン設定リングで設定する1. シャッターレリーズボタン( 1.20 )を最初の作動ポイントまで押し込みます*。2.シャッターレリーズボタンを押し込んだまま、メイン設定リング( 1.30 )を回して露出補正値を設定します。右に回すとプラス側に、左に回すとマイナス側に設定できます。メイン設定リングを回すと、ファインダー( 1.28 )内に LED (2.1.1)で補正値が次のようにデジタル表示されます。LED表示、3.0-、チc、1.0-、0.7-、0.3-、0.3、0.7、1.0 、チc、3.0補正値、-3EV、チc、-1EV、-2/3EV、-1/3EV、+1/3EV、+2/3EV、+1EV、チc、+3EVシャッターレリーズボタンを最初の作動ポイントまで押し込んだ状態であれば、どちらの方法で設定しても、メニューにもファインダー内にも補正値が表示されます。補正値のリセットも、撮影情報メニューとメイン設定リングのどちらでも行うことができます。*シャッターレリーズボタンの作動ポイントについての詳細は、26ページをご覧ください。露出補正/47
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