LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
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gizport - 2013-10-29
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露出を設定する本機の測光方式は、実絞りによる TTL 中央部重点測光です。シャッター先幕の色が明るくなっている領域が光を反射し、その光をシリコンフォトダイオードが受けて光量を測定します。シリコンフォトダイオードと凸面の集光レンズは、本体下部の中央にあります。シャッタースピードや絞り値は、ファインダーや液晶モニターの表示を確認しながら、適正露出になるように調整することができます。スナップショットモードでは、絞り値を手動で設定します。絞り値は、ヒントを表示させて設定することもできます。シャッタースピードは、絞り値に基づいて適正露出になるように自動的に設定されます。適正露出になると、ファインダー内の円の LED が赤く点灯します。スナップショットモードについての詳細は、 14 〜 15 ページをご覧ください。- 0,5 EV - 1 EV- 2 EV- 3 EV- 4 EV絞り優先 AE モードでも、 絞り値を手動で設定します。シャッタースピードは絞り値に基づいて適正露出になるように自動的に設定され、ファインダー内にLED デジタル表示で「1000」のように表示されます。マニュアルモードでは、ファインダー内に 3 つの赤いLED (•)で表示される露出状況を使って、シャッタースピードと絞り値の両方を手動で適正露出になるように調整します。適正露出になると、中央の円の LEDだけが点灯します。露出計をオン/オフにする露出計をオンにするには、メインスイッチ( 1.19 )で本機の電源を入れ、シャッタースピードダイヤル( 1.18 )を「B」以外にしてから、シャッターレリーズボタン( 1.20 )を最初の作動ポイントまで押し込みます。露出計がオンになると、ファインダー内の LED 表示が露出モード別に次の状態になります。‐絞り優先 AE モード: LED デジタル表示が点灯します。‐マニュアルモード:三角形のどちらかが、単独で、または円とともに点灯します。シャッターを切らずにレリーズボタンから指を離すと、約 12 秒間は露出計が作動し続け、 LED もそのままの表示を続けます。シャッタースピードダイヤルを「 B 」にした場合は、露出計は作動しません。メモ•レリーズボタンから指を離してから 12 秒経過すると、露出計が自動的にオフになってファインダー表示が消灯し、本機がスタンバイモードに入ります。•周囲の光量が極端に少ない場合は、測光範囲の限界に近いため、 LED 表示が 0.2 秒ほど遅れます。•絞り優先 AE モード時で、適正露出に必要なシャッタースピードが本機で設定できない値の場合は、LED デジタル表示が点滅します。詳しくは「絞り優先 AEモード」 ( 46 ページ)をご覧ください。•周囲の光量が極端に少なく測光可能範囲を下回る場合は、マニュアルモード時は左側の三角形のLED が点滅し、絞り優先 AE モード時はシャッタースピードが表示されます。シャッタースピードが本機の下限である 32 秒より遅く自動設定された場合は、 LEDデジタル表示が点滅します。•露出計が自動的にオフになり、ファインダー表示が消灯してスタンバイモードに入っても、バッテリーは消費され続けます。本機を長期間使用しない場合やケースに収納して保管する場合は、無駄なバッテリー消費を抑えるだけでなく、誤って撮影されてしまうことを防ぐためにも、メインスイッチで本機の電源を切ってください。露出を設定する/45
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