VGN-SZ91PSの取扱説明書・マニュアル [全200ページ 10.16MB]
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176ハードディスクの領域を分割することです。分割することで、1台のハードディスクが複数台のハードディスクと同じように使えるため、ファイルや、ソフトウェアの格納場所を分けるといったような使い分けができます。本機のハードディスクはC:ドライブとD:ドライブの2つのパーティションに分かれています。C:ドライブにはWindows OSやプリインストールされているソフトウェアが保存されており、D:ドライブは動画などの容量が大きいデータを保存したり、操作したりするための領域(データスペース)として使えるように設定されています(お買い上げ時)。ヒント本機のハードディスクのパーティションサイズについて「パーティションサイズを変更するには」の手順2までを行っていただくことにより、現在のパーティションサイズを確認することができます。確認したら、[キャンセル]をクリックしてください。お買い上げ後に、多くのソフトウェアを追加でインストールしたり、容量の大きなファイルをC:ドライブに保存すると、C:ドライブの空き容量が少なくなり、本機の動作が不安定になることがあります。容量の大きな動画ファイルなどは、D:ドライブに保存することをおすすめします。本機はリカバリ機能を使ってC:ドライブとD:ドライブのパーティションサイズを変更できます。より多くのハードディスク容量が必要な場合は、リカバリ領域を削除することができます。(177ページ)パーティションサイズの変更やリカバリ領域の削除を行うと、それ以前にあったデータは、C:ドライブ/D:ドライブともに失われてしまいます。これらの操作は、本機のご使用前に行うことをおすすめします。動画の取り込みや書き出しを行う場合は大容量のデータを高速で読み書きするため、ハードディスクの断片化が起こることがあります。ハードディスクの断片化はフレーム落ちの原因となるため、データスペースとしてお使いになるパーティションは、ハードディスクの空き容量が常に連続になるよう、最適化(デフラグ)またはフォーマットを行ってください。パーティションを区切ると、WindowsはC:ドライブにインストールされます。C:ドライブを最適化するには非常に時間がかかる場合がありますので、D:ドライブをデータスペースとしてお使いになることをおすすめします。ヒント断片化とは「フラグメンテーション」とも言います。ディスクに記録するファイルが連続した領域に収まらずに、あちこちに散らばって記録された状態のことです。通常は大きな問題になりませんが、データの記録や読み出しに時間がかかるなどの症状があらわれます。長期間にわたって断片化を放置すると、断片化した場所が大きくなり、エラーが頻発する原因になることもあります。デフラグ(最適化)とはディスク中の断片化したデータをきれいにまとめることです。デフラグ(最適化)により、データの読み出しや書き込みが速くなったり、エラーが起きる可能性が低くなったりします。 以下の手順に従ってパーティションサイズを変更します。ヒント「SonicStage」ソフトウェアに取り込んだ曲や管理データは、「SonicStage」のバックアップツールを使って必ずバックアップをとってください。(「SonicStage」プリインストールモデルのみ)バックアップツールについて詳しくは、「SonicStage」ソフトウェアのヘルプをご覧ください。「SonicStage」ソフトウェアを起動するには、[スタート]ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]→[SonicStage]の順にポインタをあわせ、[SonicStage]をクリックします。「リカバリ メニュー」画面が表示されます。「パーティションサイズの設定」画面が表示されます。ここで現在のパーティションサイズを確認できます。パーティションサイズを変更するパーティションとはパーティションサイズを変更するにはご注意この操作を行うと、それ以前にハードディスク上にあったファイルはC:ドライブだけでなくD:ドライブのものも含めてすべて消えてしまいます。パーティションサイズを変更する前に、大切なデータはCDなどのディスクまたはフロッピーディスクなどに保存するなどして、必ずバックアップをとってください。1「Windowsからリカバリする」(171ページ)の手順1~4を行う。2[パーティションサイズを変更してリカバリする]を選んでクリックし、[次へ]をクリックする。
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