F5の取扱説明書・マニュアル [全176ページ 6.70MB]
F5_Jp_18.pdf
Gizbot 2013-09-26
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用語解説−つづき−TTL調光スピードライトの調光レベルを背景光の明るさによらず、常に標準値に固定して制御する機能。背景によっては主要被写体が浮き立って描写される場合があります。F5の測光モードをスポット測光にすると、TTL調光となります。スローシンクロスピードライトの撮影テクニックの一種で、夕景や夜景などを背景にした人物撮影などで、背景の状況も写したいときなどに低速シャッタースピードで行うスピードライト撮影法。スピードライト撮影では、背景が真っ暗になってしまうことがありますが、このようなとき、背景の明るさに合わせて遅いシャッタースピードで撮影すると、背景も明るく描写できます。このテクニックをスローシンクロといいます。F5のシンクロモードをスローシンクロにすると、カメラまかせによる最長30秒のスローシンクロ撮影が行えます。先幕シンクロ後幕シンクロに対することばで、スピードライトを発光させるタイミングが先幕走行終了直後に設定してあるシンクロ機構。通常はこのモードでスピードライト撮影を行います。後幕シンクロスピードライトを発光させるタイミングが、シャッターの閉じる直前に設定されたシンクロ機構。動く被写体をスローシャッターで撮影すると、ブレ画像や光の流れなどが進行方向と逆の方向に現れるため、ごく自然な描写が行えます。先幕シンクロの場合は、進行方向に現れるため、不自然さが生じます。ガイドナンバースピードライトの光量の大きさを示す数値で、単位はGN(ISO100・m)で表記されます。ガイドナンバーから、スピードライト撮影時の設定絞り値や撮影距離が次のように求められます。ガイドナンバー÷撮影距離=設定絞り値ガイドナンバー÷設定絞り値=撮影距離(発光距離)調光範囲自動調光によって適正露出が得られるスピードライト使用時の撮影可能な距離範囲(メートル)を表す数値。調光範囲は、設定した絞り値、使用するフィルム感度、撮影距離などによって異なりますので、スピードライト撮影時にはスピードライト光が被写体まで充分にカバーできる調光範囲内で撮影する必要があります。160
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