NIKON SP 復刻モデルの取扱説明書・マニュアル [全44ページ 2.34MB]
SP_(10)02.pdf
gizport - 2013-09-16
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反対に目的とするシャッター速度をカメラのシャッター目盛盤上でセットすれば,指針によって露出計の絞りの目盛が指示され,これがこの時レンズに与えるべき適正絞りであることがわかります。被写体が明るい時には露出計の前面の開閉扉を閉じ,絞り目盛は黒色の数字の方を用い,多少暗ければ,扉は蝶番の左端を押して(第40図)開き,この場合絞り目盛の赤文字の方を読みます。また更に被写体が暗い場合には,露出計の側面に増幅器を差し込みます(第41図)。そして絞り目盛の数字はやはり赤色の方を用いますが,この際露出計の速度目盛をセットし直す必要があります。すなわち速度目盛の指標として副指標 を用いて,速度数字を読み取ったならば,この数字を主指標▼まで動かし,シャッター速度を2段ずらせることです。もしシャッター速度が1秒以上になる時にはシャッター目盛盤はBで止って動きませんから,露出計の方の速度目盛盤を回すことによって絞り目盛を指針に合わせます。そして速度目盛盤上で適正露出時間を読み取り(15秒まで読めます),これによってBにセットしたまま正しく押します。ただし露出計上の速度目盛盤の指を離せば自然にもどって2秒を示すことにご注意ください。なおこの露出計は反射光式ですから,入射光を測定される際には備えつけの乳白板を露出計窓に(もし増幅器使用の時にはこれにも)差し込んでください。4041― 35 ―
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