TX-SA601の取扱説明書・マニュアル [全76ページ 7.90MB]
tx_sa601.pdf
gizport - 2013-10-15
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71音声フォーマットサラウンド(Surround)ドルビーデジタルやDSPの音声モードなどを用いた臨場感のある音の総称。ドルビーデジタル(Dolby Digital)ドルビー社によって開発されたデジタルマルチチャンネル音声規格。モノラルから5.1チャンネルまでに対応しています。プログラム間でセリフの平均レベルを一定に保つダイアログノーマライゼーション、視聴環境の制約に対応してダイナミックレンジを調整するダイナミックレンジ圧縮、スピーカーの数に合わせて出力チャンネル数を最適化するダウンミックスなど数々の機能が採り入れられています。DVD-Videoの標準音声、米国DTVの標準音声として採用されています。ドルビーデジタルサラウンドEX(Dolby Digital Surround EX)ドルビー社とルーカスフィルムTHXで共同開発された新しい音響フォーマット。映画館の壁面に配置されるサラウンドチャンネルスピーカー、左右側面と背面の3つのセクション(左サラウンド、右サラウンド、バックサラウンド)に分割します。これによりサラウンドの空間表現力、定位感が高められ、360度の回転や頭上を通過するような移動音効果をよりリアルに体感できます。バックサラウンドチャンネルは左サラウンド、右サラウンドに振り分けることもできるため、通常の5.1チャンネルとして、既存のドルビーデジタル環境で再生することが可能ですドルビープロロジック(Dolby Pro Logic)ドルビー社によって開発されたマトリックスタイプのサラウンドデコード技術。2チャンネル(Lt/Rt)にマトリックスエンコードされた4チャンネル(L/C/R/S)信号を方向性強調を用いてもとの4チャンネル信号に復元します。センターチャンネルスピーカーを使用することで、正面で視聴していなくても画面からセリフが聞こえるようになります。ドルビープロロジックII(Dolby Pro LogicII)プロロジックを更に改良したマトリックスデコード技術。これまでのプロロジックとの大きな差としては、サラウンドチャンネルがステレオであること(プロロジックはモノラル)、その再生帯域がフルバンド(プロロジックは7kHzの帯域制限)であることです。したがって、あらゆるステレオ音源を5.1chであるかのような立体音場で楽しむことができます。映画の再生に適した「ムービー」モード、音楽再生に適した「ミュージック」モードがあります。DTSデジタルサラウンド(DTS Digital Surround)米国のDTS社が開発したデジタルサラウンドフォーマット。コヒレントアコースティックス符号化と呼ばれる算法を使用し、圧縮率は通常4:1程度と比較的低くなっています。映画館ではフィルムにプリントされたタイムコードに同期してCD-ROMに記録された音声が再生されます。DTS-ES エクステンディッドサラウンド(DTS-ES Extended Surround)従来のDTS5.1chシステムにセンターバックサラウンド(CS)チャンネルを加えたもので、かつてない音像・定位感を再現します。DTS-ESには「DTS-ES ディスクリート6.1ch」と「DTS-ESマトリックス6.1ch」の2種類があり、どちらも下位互換性を有しているため従来のDTS5.1ch対応機器での再生も可能です。DTS-ES ディスクリート6.1 (DTS-ES Discrete 6.1)5.1チャンネル音声データに拡張データとしてセンターサラウンドチャンネル音声データを付加し、この方式に対応したDTSデジタルサラウンドデコーダーによって完全に独立した6.1チャンネル音声を再生するDTSシステム。DTS-ES マトリックス6.1 (DTS-ES Matrix 6.1)映画館におけるDTS-ESと同様に、あらかじめ左右サラウンドチャンネルにマトリックスエンコードされたセンターバックサラウンドチャンネルを、マトリックスデコーダーを使って復元して6.1チャンネルとする方式のDTSシステム。マトリックスデコーダーとしてNeo:6に対応した機器を使用します。Neo:6DTS社によって開発された、デジタル・アナログを含む全ての2チャンネルソースを6チャンネルサラウンドにするマトリックスデコード技術。映画に適した「シネマ」モードと音楽に適した「ミュージック」モードが用意されています。また、「DTS-ES マトリックス 6.1のセンターサラウンドチャンネル信号の抽出にも使用されます。MPEG-2 AACAAC(Advanced Audio Coding)は、AT&T社、ドルビー社、フラウンホーファー・インスティテュート・フォー・インテグレーティド・サーキット(Fraunhofer IIS)、そしてソニー株式会社の4社の高品質マルチチャンネル音声符号化のための最先端技術を組み合わせたもので、ISOとIECの共同管轄の下に、MPEG-2規格の一部として規格化された音声圧縮符号化方式です。従来のMPEG音声との後方互換性がないので、従来のMPEG音声デコーダーでは再生できません。わが国のデジタルテレビ音声方式として採用されています。用語集TX-SA601(59-76)(SN29343509) 03.3.27, 8:50 AM 71
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