DSP-AX2600の取扱説明書・マニュアル [全166ページ 9.35MB]
DSP-AX2600_j_kai2.pdf
gizport - 2013-10-06
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33本機についていろいろな再生のしかたオリジナルのリスニング環境をつくる便利な機能リモコンを使いこなすその他の情報メニ で設定を変更する音場の種類プレゼンス音場サラウンドバック音場サラウンドR音場 サラウンドL音場直接音、初期反射音、後部残響音がひとつになることで、リスナーは演奏会場や劇場をイメージすることができます。デジタル音場プロセッサーはこの反射音、残響音を再現することで、音場を作り出します。また、リスニングルームにおいて適切な反射音や後部残響音を再現できれば、独自のリスニング音場を作り出すことができます。つまりリスニングルームをコンサートホール、ダンスフロア、大聖堂などさまざまな演奏会場や劇場の音響効果に変えることができるのです。意のままに音場を再現する能力こそ、デジタル音場プロセッサーを通じてヤマハがこれまでに実践してきたことです。音場とは?「その空間が持つ特有の音の響き」を音場と呼んでいます。コンサートホールなどで、私達は、楽器の音や歌手の声が直接聴こえてくる「直接音」のほかに、床や壁・天井などに1回反射してから聴こえてくる「初期反射音」、さらに何回も反射を繰り返しながら次第に減衰してゆく「後部残響音」を聴くことになります。建物内部の形状や広さ、それに内装材料の種類などによって、初期反射音や残響音の構成が異なり、そのホール特有の響きが生まれます。それが「音場」です。ヤマハでは、世界の著名なコンサートホールやオペラハウスなどで、反射音の方向・強さ・帯域特性・遅延時間等の音場情報を実際に測定し、その膨大なデータを蓄積しています。本機では、この音場測定の実測データを基に作成された、音場プログラムを自由に選択し、著名ホールやライブハウス等の音場をリスニングルームにて再現することができます。反射音のイメージ直接音楽器やボーカルなどの音源からどこにも反射することなく、直接リスナーの耳に届く音です。初期反射音壁や天井などに1回反射してからリスナーの耳に到達する音です。初期反射音は直接音が発生してから 50msから80msくらい後に耳に届きます。初期反射音により、直接音に明瞭さが付加されます。後部残響音壁や天井、部屋の後部などに2回以上反射を繰り返しながら、多数の反響音がひとまとめになり、連続した音響の余韻となる音です。これらの反射音は方向性がなく、直接音の鮮明さを劣化させます。音場を構成する要素本機がつくりだす音場は大きくわけて以下の3つです。プレゼンス音場:前方に広がる音です。サラウンド音場:後方に広がる音です。サラウンドバック音場:後方中央につくりだされる音場です。00304ad_2600_J_033-040.p65 05.9.6, 3:40 PM 33
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