NH77/CDの取扱説明書・マニュアル [全172ページ 10.63MB]
DD004059.pdf
gizport - 2013-09-07
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140 廃棄・リサイクル廃棄に関するご注意ここでは、本製品(付属品を含む)を廃棄する場合に知っておいていただきたいことについて説明します。パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意パソコンは、オフィスや家庭などで、いろいろな用途に使われるようになってきています。これらのパソコンの中のハードディスクという記憶装置に、お客様の重要なデータが記録されています。したがって、そのパソコンを譲渡あるいは廃棄するときには、これらの重要なデータを消去するということが必要です。ところが、このハードディスク内に書き込まれたデータを消去するというのは、それほど簡単ではありません。「データを消去する」という場合、一般に① データを「ごみ箱」に捨てる②「削除」操作を行う③「ごみ箱を空にする」コマンドを使って消す④ ソフトで初期化(フォーマット)する⑤ 付属のリカバリー CD を使い、工場出荷状態に戻すなどの作業を行うと思います。まず、「ごみ箱」にデータを捨てても、OS のもとでファイルを復元する事ができてしまいます。更に②~⑤の操作をしても、ハードディスク内に記録されたデータのファイル管理情報が変更されるだけで、実際はデータが見えなくなっているだけの場合があります。つまり、一見消去されたように見えますが、 Windowsなどの OS のもとで、それらのデータを呼び出す処理ができなくなっただけで、本来のデータは残っているという状態にあるのです。したがいまして、特殊なデータ回復のためのソフトウェアを利用すれば、これらのデータを読みとることが可能な場合があります。このため、悪意のある人により、このパソコンのハードディスク内の重要なデータが読みとられ、予期しない用途に利用される恐れがあります。パソコンユーザが、廃棄・譲渡等を行う際に、ハードディスク上の重要なデータが流出するというトラブルを回避するためには、ハードディスクに記録された全データを、ユーザの責任において消去することが非常に重要です。消去するためには、専用ソフトウェアあるいはサービス(有償)を利用するか、ハードディスク上のデータを物理的・磁気的に破壊して、読めなくすることを推奨します。なお、ハードディスク上のソフトウェア(OS、アプリケーションソフトなど)を削除することなくパソコンを譲渡すると、ソフトウェアライセンス使用許諾契約に抵触する場合があるため、十分な確認を行う必要があります。■ハードディスクデータ消去パソコンの廃棄・譲渡時のデータ流出というトラブルを回避する安全策の 1 つとして、専用ソフトウェア「ハードディスクデータ消去」が添付されています。「ハードディスクデータ消去」は、Windows などのOS によるファイル削除やフォーマットと違い、ハードディスクの全領域について、元あったデータに固定パターンを上書きするため、データが復元されにくくなります。ただし、「ハードディスクデータ消去」で消去した場合でも、特殊な設備や特殊なソフトウェアを使ってデータを復元される可能性はゼロではありませんので、あらかじめご了承ください。□お使いになるうえでのご注意●必要なデータはバックアップしてください● 「トラブル解決ナビディスク」が必要です「ハードディスクデータ消去」を実行する前に、必ずリカバリディスクセットを作成してください(→P.158)。購入することもできます。購入方法は、「ディスクが必要な場合」(→ P.103)をご覧ください。●「ハードディスクデータ消去」実行後にご購入時の状態に戻す場合「トラブル解決ナビディスク」を使って起動してください。「トラブル解決ナビ」が表示されたら、「リカバリ」タブで「全ドライブをご購入時の状態に戻す」を選択します。リカバリディスクセットを使い、画面の指示に従って操作してください。●データ消去終了まで、数時間かかります途中で電源を切らないでください。ハードディスクが壊れる可能性があります。●ご購入時に取り付けられている内蔵ハードディスクのみ消去できます
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