AVR-1612の取扱説明書・マニュアル [全112ページ 21.61MB]
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63Audyssey 設定お買い上げ時の設定は、下線が付いている項目です。Audyssey MultEQ®、Audyssey Dynamic EQ®および Audyssey Dynamic Volume®の設定をします。これらの設定は、Audyssey®オートセットアップをおこなったあとに設定できます。Audyssey 技術に関する詳細な情報については、 101ページをご覧ください。ご注意• Audyssey®オートセットアップをおこなっていない場合、または Audyssey®オートセットアップをおこなったあとにスピーカーの設定を変えると、Dynamic EQ®/Dynamic Volume®を選択できず、“Audyssey®オートセットアップを実行してください”を表示します。このような場合は、再度 Audyssey®オートセットアップをおこなうか、“再設定”(v22ページ)をおこなって Audyssey®オートセットアップ実行後の設定に戻してください。• サンプリング周波数が96kHzを越えるHDオーディオを再生している場合、“Audyssey設定”は設定できません。設定項目 設定内容MultEQ®MultEQ®は、Audyssey®オートセットアップの測定結果に基づき、リスニング環境における時間特性と周波数特性の両方を補正します。3 種類の補正カーブから選択します。“Audyssey”に設定することをおすすめします。MultEQ®の設定は、Dynamic EQ®や Dynamic Volume®を動作させるために必要です。Audyssey:すべてのスピーカーの周波数特性を最適に補正します。Audyssey Byp.L/R:フロントスピーカー以外のスピーカーの周波数特性を最適に補正します。Audyssey Flat:すべてのスピーカーの周波数特性が均一になるように補正します。マニュアル:メニューの“マニュアル EQ”(v64ページ)で調節された周波数特性を適用します。オフ:“MultEQ®”を使用しません。• Audyssey®オートセットアップをおこなうと、“Audyssey”、“Audyssey Byp. L/R”および“Audyssey Flat”が選択できます。• Audyssey®オートセットアップ後は自動的に“Audyssey”になります。• “Audyssey”、“Audyssey Byp. L/R”または“Audyssey Flat”が選ばれたときは、ディスプレイの 表示が点灯します。• Audyssey®オートセットアップをおこなったあと、測定したスピーカーの本数を増やさずに、スピーカーの構成、距離、チャンネルレベルおよびクロスオーバー周波数などの設定を変更した場合は、ディスプレイの 表示 が点灯します。ご注意• メニューの“EQ カスタマイズ”(v71ページ)で、“使用しない”に設定したイコライザーは選択できません。• ヘッドホン使用時、“MultEQ®”の設定は自動的に“オフ”になります。“MultEQ®”、“Dynamic EQ®”および“Dynamic Volume®”の設定は、入力ソースごとに記憶します。設定項目 設定内容Dynamic EQ®人間の聴覚や部屋の音響特性を考慮し、音量レベルを下げた際に発生する音質の低下を防ぎます。Dynamic EQ®はMultEQ®と連動して動作します。オン:“Dynamic EQ®”を使用します。オフ:“Dynamic EQ®”を使用しません。 “オン”に設定すると、ディスプレイの または 表示が点灯します。ご注意メニューの“Dynamic EQ®”の設定が“オン”のときは、“トーンコントロール ”(v62ページ)の調節はできません。リファレンスレベルオフセットAudyssey Dynamic EQ®は、一般的なフィルム(映画など)のミキシングレベルをリファレンスとしています。音量レベルが 0dB から下げられた際にミキシング特性・サラウンド効果を常にコンテンツが作成された本来の特性に自動的に維持します。しかし、フィルムのリファレンスはミュージックやテレビ番組などフィルム以外のコンテンツの作成には使用されていない場合もあります。Dynamic EQ®は、フィルム作成時に使用される標準のリファレンスレベルを使用せずに作成されたコンテンツに対してオフセットレベルの設定(5dB/10dB/15dB)が可能です。右記が推奨の設定レベルになります。0dB(フィルムリファレンス):お買い上げ時の設定です。映画などのコンテンツに最適です。5dB:クラッシック音楽のような非常に広いダイナミックレンジを持ったコンテンツに適しています。10dB:ジャズなどの広めのダイナミックレンジを持ったミュージックコンテンツやテレビ番組に適しています。15dB:ポップやロックなどの非常に高い音量レベルのコンテンツや、圧縮されたダイナミックレンジを持つコンテンツに適しています。 メニューの“Dynamic EQ®”設 定(v63ページ)が“オン”のときに設定できます。Dynamic Volume®テレビや映画などで再生するコンテンツ内における音量レベルの変化(静かな音のシーンと大きな音のシーンの間など)をお好みの音量設定値に自動的に調節します。Midnight:音量レベルを最大に設定します。すべての音を一定の大きさにします。Evening:音量レベルを中間に設定します。平均的な音より大きな音と小さな音を調節します。Day:音量レベルを最小に設定します。非常に大きな音と非常に小さな音を調節します。オフ:“Dynamic Volume®”を使用しません。• “Dynamic Volume®”を“Midnight”、“Evening”または“Day”に設定すると、ディスプレイの 表示が点灯します。• Audyssey®オートセットアップ(v16ページ)で“Dynamic Volume®”を“はい”に設定した場合は、自動的に“Evening”になります。音声調整
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