マランツ プリメインアンプの取扱説明書・マニュアル [全31ページ 4.01MB]
PM13S1-PM15S1.pdf
Gizbot 2013-09-01
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機能の使い方と設定のしかた20F.C.B.S. についてF.C.B.S.(フローティング・コントロール・バス・システム)は最大 4 台までを専用のバスラインで結び、双方向データ通信により連動動作する通信システムです。F.C.B.S.接続は市販されている下記2種類のポータブルオーディオ用接続コードを使用することができます。接続する台数分だけ接続コードを用意してください。● モノラルミニプラグ⇔モノラルミニプラグの接続コード● ステレオミニプラグ⇔ステレオミニプラグの接続コード抵抗入りの接続コードも市販されていますが、抵抗入りの接続コードは使用できませんのでご注意ください。下図は 4 台を F.C.B.S.接続した例です。1 番上の ID 番号 1のアンプがマスターとなって ID 番号2~4のスレーブ機器3 台全てをコントロールします。マスターを操作するとスレーブは入力ソース、音量、ATT機能、ディスプレイ、トーンコントロール ON/OFF の機能がマスターに連動します。本機を2台使ったコンプリートバイアンプ、3台使った5.1ch マルチチャンネルなど多彩な用途で使用することができます。F.C.B.S.接続した複数台のアンプの電源を ON/OFF する場合は、ID 番号の小さいアンプから順に電源を ON し、ID 番号の大きいアンプから順に電源を OFF してください。ID 1 マスターID 2 スレーブID 3 スレーブID 4 スレーブ機能の使い方と設定のしかた■ PM-11S1 との F.C.B.S. 接続本機は上級機の PM-11S1 と F.C.B.S.接続しマルチチャンネルシステムを構成することができます。ただし、PM-11S1 は本機よりも上位機能を有していることから PM-11S1 と本機を組み合わせた F. C.B.S.接続をする場合は下記の接続条件をお守りください。● PM-11S1は1台に限定し、接続する PM-13S1 またはPM-15S1 は最大で 3 台までとする。● PM-11S1 は ID 1のマスターに限定し、PM-13S1 または PM-15S1 は ID 2 から ID 4 のスレーブに限定する。接続例は10ページの接続例2を参照してください。接続例 2 のフロント L/R チャンネル用の PM-13S1 または PM-15S1 を PM-11S1 に 変更することで、フロントチャンネルの音質向上が期待できます(PM-11S1の取扱説明書も合わせて参照してください )。また、接続例 2 は 5.1ch マルチチャンネルシステムになっていますが、2ch ステレオで使用したい場合は ID 2 と ID 3のアンプの電源を OFF すると PM-11S1 単独で使用することもできます。BI.AMP モードについて2 台のアンプを使用して、コンプリートバイアンプ接続をするための BI.AMP( バイアンプ ) モードを搭載しています。コンプリートバイアンプはマランツが提案した音質を向上させる上級テクニックです。バイアンプ対応のスピーカーシステムをプリアンプ部から分離し高音 / 低音それぞれのスピーカーユニットをドライブするものです ( 接続例 3 も合わせて参照してください )。リアルパネルのモードスイッチをBI.AMPにするとバイアンプモードになります。バイアンプモードは、Lチャンネルに入力された信号がインプットセレクター部で振り分けられ左右のボリュームアンプに伝送されます。その後、左右のボルテージアンプ、左右のパワーバッファーへとそれぞれ順に伝送されスピーカー出力端子に出力されます。下図はステレオモードとバイアンプモードの表示例です。ステレオモード バイアンプモード 注意・ バイアンプモード時は R チャンネルの入力端子は使用できません。・ MODE スイッチは必ず電源を OFF した状態で切換えてください。電源を再投入することで設定が有効になります。PM-13/15S1(P1-P28)A4.ind 20 PM-13/15S1(P11-P28)A4.indd 20 07.2.2 6:39:12 PM 07.2.2 6:39:12 PM
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