ニコン 一眼レフカメラの取扱説明書・マニュアル [全112ページ 4.10MB]
F100_Jp_13.pdf
Gizbot 2013-09-04
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コラム:被写界深度・予測駆動フォーカスこのカメラはオートフォーカス機能を搭載しており、ピント合わせをカメラまかせにして撮影が行えますが、ここでは、ピントと被写界深度の関係や予測駆動フォーカスについての基礎知識をご説明します。■被写界深度一点にピントを合わせると、その前後にもピントの合う範囲があります。このピントの合う範囲を被写界深度といい、撮影距離、レンズの焦点距離、絞りなどによって変化します。特にレンズの絞りは、絞る(大きい数値にする)とピントの合う範囲が前後に広くなり、これを被写界深度が深いといいます。逆にレンズの絞りを開く(小さい数値にする)とピントの合う範囲が前後に狭くなり、これを被写界深度が浅いといいます。また、他の条件が同じであれば撮影距離が近いほど、レンズの焦点距離が長いほど被写界深度が浅くなり、その逆に撮影距離が遠いほど、レンズの焦点距離が短いほど被写界深度が深く、さらにピントの合った点の手前に浅く、奥に深くなります。■予測駆動フォーカスについてフォーカスモードセレクトダイヤルをS(シングルAFサーボ)またはC(コンティニュアスAFサーボ)にセットして、シャッターボタンを半押しまたはAF作動ボタンを押し続けてピント合わせを行っている時、動いている被写体をカメラが認識すると、このカメラは自動的に予測駆動フォーカスに切り換わります。予測駆動フォーカス作動時は、被写体がカメラに向かって近づいてくる場合や、遠ざかっていく場合に、シャッターがきれる時点での被写体の到達位置を予測しながらピントを追い続けます。S(シングルAFサーボ)の場合は、初めから動いている被写体には予測駆動フォーカスが作動し、被写体が静止した時にピントはそこでロックされます。C(コンティニュアスAFサーボ)の場合は途中から動き出した被写体に対しても予測駆動フォーカスに切り換わり、被写体が静止してもピントはロックされることはありません。70
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