10 故障・異常の見分け方と処置方法次のような現象は故障ではありません。●修理を依頼される前にもう一度お確かめください。現 象説 明時初めて使用するときや、シーズン初めの初使用時に１回で着火しない。耐熱塗料やほこりなどが焼けるためです。窓をあけ、換気をしながら強燃焼で半日から１日程度運転してください。送油経路の空気だまりなどにより、１回で着火しないことがあります。定油面器リセットレバーを１回押し下げてから、２∼３回点火操作をくりかえしてください。消すぐに点火しない。石油ガス化方式のため予熱時間が約３分必要です。（予熱時間は室温により多少変化します。）初めて使用するとき、煙やにおいが出る。点火・火燃焼開始時や消火後に「ピチ・ピチ」という音がする。 本体内部が熱により膨張、収縮するためです。異常ではありません。時点火してもすぐ温風が出ない。燃焼不快な冷風を出さないためで、本体内部が暖まると温風が自動的に吹き出てきます。消火しても温風が出ている。本体内部が冷却するまで送風を継続します。点火プラグ･フレームロッド･バーナヘッドが赤くなる。 炎に熱せられて赤熱するためです。異常ではありません。時炎の中に黄色い炎が混じる。異常ではありません。給排気筒の先端から連続的に白煙が出る。外気温が低くなると、排ガス中に含まれている水分が凝結して水蒸気になるためで、異常燃焼による白煙ではありません。「カチ・カチ」時計のような音がする。電磁ポンプの運転音です。異常ではありません。機器の室内温度表示と部屋の温度計の差が大きい。その他ルームサーモセンサーの取付位置によるものです。適当な場所に移動してください。●次の表にもとづいて、もう一度お確かめください。●表にないエラー表示の場合、あるいは処置方法により処置しても良くならないときは、お買い求めの販売店にご相談ください。あ大てなえ焼しをう点現 象原 因燃火 き燃消げ火しない音る途でし油にタれいもニ運て転かいおーいあプ大るるで火ならす赤ががラン炎 がなな 漏つ中まモ が えきない燃く●●●油タンクに灯油がない●●定油面器リセットボタンがセットされていない●給油する・おおっているものを取り除く●●ファンフィルターのほこりだまり●電源コードの断線●●●●●●不良灯油(変質灯油・不純灯油)を使用している●給気ホースが外れている水平に設置されていない・・●●●良質の灯油と入れかえる確実に接続する水平器により水平に設置する●不完全燃焼防止装置の作動排気管抜け検知装置の作動●●●室温異常上昇防止装置の作動リセットボタンを１回押し下げる締め直す(お買い求めの販売店またはコロナサービスセンターに修理を依頼する）延長３m、曲がり３箇所以下にする｢地震などの災害が発生したときの点検｣( 10ページ)の点検項目を確認し、運転キーを押しなおし、再点火する接続箇所に正しく取り付ける表示部全消灯 掃除をするお買い求めの販売店またはコロナサービスセンターに修理を依頼する表示部全消灯 障害物を取り除く●温風吹出口がふさがれている法通電されるまで待つ・・● ●給排気筒の先端がおおわれている方コンセントに確実に差しこむ●連絡パイプの袋ナットが締まっていない排気管の配管が長すぎる強い地震があったまたは、ストーブに衝撃を与えた排気管の接続部にスキマがある置る●電源プラグがコンセントに差しこまれていない停電中である処エラー表示え●・●窓をあけ、部屋の換気をする直ちに部屋の換気をし、お買い求めの販売店またはコロナサービスセンターに連絡する排気管の接続部および排気管抜け検知用リード線の接続部の外れがないか点検し、外れていたら正しく接続する11 部品交換のしかた部品交換のときの注意ご注意 不完全な修理、調整は危険ですので、部品の交換、調整が必要な場合には、お買い求めの販売店又は、修理資格者〔（財）日本石油燃焼機器保守協会でおこなう技術管理講習会修了者（石油機器技術管理士）など〕のいる販売店にご相談ください。 部品交換は コロナ純正部品 とご指定ください。消耗・劣化しやすい部品（交換が必要な部品）■長期間の使用により消耗 劣化しやすい部品・バーナヘッド バーナヘッドリング 電極 フレームロッド排気管接続用Ｏリング ゴム製送油管 各種パッキン11■変質･不純灯油などの不良灯油の使用 により劣化しやすい部品フレームロッド 気化筒電磁ポンプ 定油面器
