ライカ デジタル一眼カメラの取扱説明書・マニュアル [全96ページ 4.00MB]
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Gizbot 2013-09-24
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ISO感度ISO感度は、光に対する感度を表すものです。フィルムカメラでは、ISO感度はフィルム感度を表します。同じ明るさでの撮影であれば、ISO感度が高いフィルムほどシャッタースピードは速く、絞り値は大きくでき、ISO感度が低ければシャッタースピードは遅く、絞り値は小さくする必要があります。ライカM9は、ISO感度160~2500の範囲に対応しています。画質を低下させないためには、ISO感度を[160 ]に設定します。ISO感度が高くなるほど、高感度フィルム使用による“ざらつき”に相当するノイズが発生しやすくなります。[Pull 80 ]に設定するとISO感度はISO 80の明るさになります。この設定で撮影すると、最も低いコントラスト範囲になります。この感度を使用する場合、主要な画像部分が過度に露出されないようご注意ください。設定は1/3ステップで調整され、設定したISO感度に応じてそれぞれの状況にふさわしいシャッタースピードと絞り値を設定できます。マニュアル設定の他、ライカM9はISO感度を[ISO オート]にも設定できます。[ISO オート]を選ぶと、明るさに応じてISO感度が自動設定されます。絞り優先AEモード1(48ページ)で[ISO オート]を選ぶと、自動設定されるシャッタースピードの範囲が4段分まで広くなります。[ISO オート]では、撮影意図に合わせて、自動設定されるISO感度の上限や、[ISO オート]が作動するシャッタースピードの基準を、あらかじめ設定しておくこともできます2。ISO感度の上限設定はノイズを抑えたいときなどに、シャッタースピードの基準の設定はカメラブレを抑えたいときなどに便利です。ISO感度を設定する1.ISO ボタン(1.23)を押し続けます。• 液晶モニター(1.32)には、実行できる設定が表示されます。2.SET ボタン(1.21)を押したまま、メイン設定リング(1.29、前後)で、または十字キー(1.30、行または列)でお好みの感度を選択し設定します。1マニュアルモード時またはフラッシュユニット使用時は、この効果は得られません(フラッシュ同調速度は常に1/180秒です)。スナップショットプロファイル(53ページ)時は、常にこの効果が得られます。2スナップショットプロファイルでは設定できません。メモリストは、ISO ボタンを離した後、2秒間表示されます。リストが消えた後に値が設定されます。[ISO オート]を選んで、自動設定されるISO感度の上限や、[ISO オート]が作動するシャッタースピードの基準を設定する場合は、手順3.へ進みます2。3.メインメニュー(14、31ページ)で[ ISO オート設定](4.1.5)を選びます。4.サブメニューで[最大ISO ]または[最大シャッター]を選びます。5.自動設定されるISO感度の上限を設定するには、–サブメニューで[最大ISO ]を選び、次のサブメニューで数値を選びます。–ISO感度が自動設定されるシャッタースピードの基準を設定するには、サブメニューで[最大シャッター]を選び、次のサブメニューで数値を設定するか、[レンズ依存]3を選びます。–数値の場合は、1/125~1/8秒の範囲で、無段階で設定できます。[レンズ依存]を選ぶと、周囲の光量が少ないためにシャッタースピードが手持ち撮影でブレない限界よりも遅く設定された場合にのみ、ISO感度が自動的に高めに切替ります。手持ち撮影でブレないシャッタースピードの限界は、使用レンズ別に「焦点距離分の1秒」で算出されます。例えば35mmレンズならば、1/30秒となります。36ビットコード付きレンズまたは6ビットコード付きに改造したレンズ(22ページ)を装着した場合のみ機能します。40/ カメラの基本設定
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