ライカ デジタル一眼カメラの取扱説明書・マニュアル [全96ページ 4.00MB]
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Gizbot 2013-09-24
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露出補正露出計は、通常の被写体の明るさに相当する、平均的なグレースケール(反射率18%)に合わせて調整されています。被写体がこの条件に合わない場合や、使用目的の違いや個人的な好みなどから、露出をオーバー側やアンダー側にずらして撮影したい場合も数多くあります。このようなケースが一連の撮影やフィルム全体に当てはまるのであれば、1コマにしか使用できないAEロック(露出メモリーロック)ではなく、露出補正が便利です。露出補正では、AEロックとは異なり、露出補正値設定を解除するまで有効です。露出補正値は、±3EVの範囲で1/3EVステップで設定できます(EVは「Exposure Value」の略で、露出量の単位です)。露出を補正する露出補正の設定は、撮影情報メニューあるいはメイン設定リングを使用し、3通りの方法があります。またメニューを使っての設定か、設定リングによる設定かを選ぶことができます。露出値を露出オーバー側や露出アンダー側にずらして撮影するときなどは、撮影情報メニューを使う方法をおすすめします。ファインダーをのぞきながら被写体を追う場合などは、メイン設定リングを使えば素早く露出補正できます。これにより突発的な露出状況の変化に対して確実な反応が可能になるでしょう。A.撮影情報メニューで設定する1.撮影情報メニュー(15、31ページ)で[露出補正](4.2.4)を選びます。2.サブメニューで露出補正値を設定します。B.メイン設定リングで設定する1.メインメニュー(14、31ページ)で[露出補正設定](4.1.10)を選びます。2.サブメニューで[ダイヤル]を選びます。3.メイン設定リング(1.29)を回すと露出補正を設定できます。時計方向に回すとプラスに、反時計方向に回すとマイナスになります。設定された補正値は、それ以前の設定とは関係なく、撮影情報メニューにおいてEV値として表示され、ファインダーにはシャッタースピードの変更として表示されます。これらは以前の設定とは関係なく、どちらの方法でもリセットすることができます。C.シャッターレリーズボタンとメニュー設定リングで1.メインメニュー(14、31ページ)で[露出補正設定](4.1.10)を選びます。2.サブメニューで[ダイヤルレリーズ]を選びます。3.シャッターレリーズボタン(1.19)を最初の作動ポイントで止め、メニュー設定リング(1.29)を回して次の撮影のための露出補正を設定することができます。1シャッターレリーズボタンの作動ポイントについての詳細は、26ページをご覧ください。露出補正 / 49
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