ライカ デジタル一眼カメラの取扱説明書・マニュアル [全96ページ 4.00MB]
download.php?filename=file_5796.pdf
Gizbot 2013-09-24
http://jp.leica-camera.com/.../download.php?filename=file_5796.pdf - 4.00MB
- キャッシュ
4638view
96page / 4.00MB
オートスローシンクロ/自動設定されるシャッタースピードの範囲フラッシュ撮影ではシャッタースピードが露出に影響を与えることはあまりありませんが(フラッシュの閃光時間はシャッタースピードよりもはるかに短いため)、自然光での撮影ではシャッタースピードと絞り値が露出に大きく影響してきます。フラッシュ撮影では、設定できる最速のシャッタースピード、すなわちフラッシュ同調速度にシャッタースピードが固定されていると、フラッシュが届かない背景などが全体的に多かれ少なかれ露出アンダーになってしまいます。ライカM9では、絞り優先AEモードでフラッシュ撮影するときに、自動設定されるシャッタースピードの範囲を選ぶことができます。これにより、発光量を微調整して思いどおりに被写体全体を撮影することができます。シャッタースピードが自動設定される範囲は次の5つから選択できます。1.[レンズ依存]使用レンズの焦点距離に基づく数値からフラッシュ同調速度の1/180秒までの範囲で自動的に設定されます*。シャッタースピードの下限は、手持ち撮影でブレずに撮影できる焦点距離分の1というおおまかな法則で算出されます。例えばズミクロンM f2/50mmならば、シャッタースピードの下限は1/60秒となります。2.[オフ(1/180s)]フラッシュ同調速度の1/180秒に固定されます。フラッシュを使って動きのある被写体をできるだけシャープに撮影したいときに選びます。* 6ビットコード付きMレンズまたは6ビットコード付きに改造したMレンズを装着した場合のみ選択できます(14、36、31ページ)。3.[1/30まで]、4.[1/8まで]、5.[ 32s まで]これらの3つの設定では、フラッシュ同調速度の1/180秒から各速度の範囲で自動的に設定されます。メモ• マニュアルモードでは、シャッタースピードをフラッシュ同調速度の1/180秒以下にも設定できます。• スナップショットプロファイル(14、53ページ)では、6ビットコード付きMレンズまたは6ビットコード付きに改造したMレンズ(22ページ)を装着した場合の同調スピードは、レンズに応じて変化し、6ビットコード付きではないレンズを装着した場合はフラッシュ同調速度の1/180秒に固定されます。オートスローシンクロを設定する1.メインメニュー(14、31ページ)で[スローシンクロ](4.1.17)を選びます。2.サブメニューで設定内容を選びます。オートスローシンクロ/自動設定されるシャッタースピードの範囲 / 59
参考になったと評価
59人が参考になったと評価しています。
この取扱説明書が関連付けられている製品