ニコン 一眼レフカメラの取扱説明書・マニュアル [全176ページ 6.70MB]
F5_Jp_18.pdf
Gizbot 2013-09-26
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用語解説−つづき−[測光関係]3D-RGBマルチパターン測光測光画素数1005(横67×縦15)のCCDセンサーから得られる画面全域のさまざまな情報を分類して露出を決定する測光方式で、マルチフォトミックファインダーDP-30装着時のみ可能です。選択してあるフォーカスエリアからの被写体の位置情報、画面全体の平均輝度情報、撮影レンズからの被写体までの距離情報、コントラスト情報、被写体の色情報等を、F5にあらかじめ記憶させてある、数万ショットの撮影データを基に構築されたデータベースに照らして最終的な露出を決定しますので、より優れた撮影結果を実現します。特に、明るい色(白や黄色)の被写体や、暗い色(黒や濃い緑色)の被写体が、画面全体を大きく占めている場合などにはより威力を発揮し、目で見た感じにより近く再現します。…Dタイプ以外のAFレンズ装着時は、レンズからの距離情報を用いないRGBマルチパターン測光となります。中央部重点測光ファインダー画面全体の明るさを測光しながら、周辺部よりも特にファインダー中央部(通常はφ12mmの円内)に重点をおいて露出値を決定する測光方式。光の状況や撮影意図に応じて、ファインダー中央部の露出を中心に撮影したい場合などに適しています。スポット測光ファインダー中心部の約φ4mm(全画面の約1.5%)に相当する部分、EC-B/EC-Eスクリーン以外は約φ6mm(全画面の約3.3%)に相当する部分(フォトミックアクションファインダーDA-30装着時はファインダースクリーンにかかわらず約φ3mm・全画面の約0.8%に相当する部分)を測光して、露出値を決定する測光方式。逆光やコントラストの差が大きい状況などで、被写体の特定の部分のみの露出を基準に撮影したい場合などに適しています。なおF5では、マルチフォトミックファインダーDP-30+CPU内蔵レンズ+EC-B/EC-Eスクリーンの組み合わせで、フォーカスエリア選択に連動させて測光部分の位置を変えることが可能です。この組み合わせ以外では、中央部でのスポット測光になります。ボディスポット測光測光系を内蔵しないファインダー(ウエストレベルファインダーDW-30、高倍率ファインダーDW-31)を使用する場合は、ボディ側のオートフォーカスモジュール(マルチCAM1300)を使用したスポット測光となり、中央部の約φ3mm(全画面の約0.8%)に相当する部分を測光し、露出値の決定を行います。DW-30、DW-31を装着した場合のボディスポット測光は、CPU内蔵ニッコールレンズ装着時は補正なしで使用できます。CPU内蔵ニッコール以外のレンズ装着時には、補正が必要な場合があります。詳しくはDW-30、DW-31の使用説明書をご覧ください。154
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