ヤマハ AVアンプの取扱説明書・マニュアル [全73ページ 3.37MB]
DSP-AX430530.pdf
Gizbot 2013-10-14
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61EnglishINTRODUC-TIONPREPARATIONBASICOPERAIONTADVANCEDOPERATIONAPPENDIX用語解説その他の情報DTS(デジタル・シアター・システムズ)デジタルサラウンドDTSデジタルサラウンドは、アナログの映画音声に取って代わる5.1チャンネル方式のデジタルサウンドトラックとして開発された最新技術で、世界中の映画館に急速に普及しています。この技術を家庭用に調整したものが、本機で採用しているDTSシステムです。極めて劣化が少なく、クリアな音質の6チャンネル(メインL、R、センター、2つのリアチャンネル、スーパーウーファー用LFE0.1チャンネルを加えた5.1チャンネル) で構成されています。LFE(ローフリケンシーエフェクト)0.1チャンネル音声成分の帯域が20~120Hzの、低音域専用チャンネルです。ドルビーデジタルとDTS、AACで、全帯域用の5チャンネルに加えて、効果的な場面で低音を増強するために使用されます。音声の帯域が低域のみに制限されているので、0.1と表現されます。ビデオ関連コンポーネントビデオ信号映像信号を「輝度を表す信号:Y信号」と「色を表す信号:PB/C BおよびP R/C R信号」の3系統に分けて伝送します。それぞれの信号を独立して伝送するため、色をより忠実に再現できます。また、コンポーネント信号は、色信号から輝度信号を引いているので色差信号とも呼ばれます。コンポーネント信号を出力するには、コンポーネント入出力のあるモニターと再生機器が必要です。Sビデオ信号Sビデオ信号は、通常ならピンコードで伝送される映像信号を、専用のSビデオコードを使って、輝度を表すY信号と色を表すC信号に分けて伝送する方式です。SVIDEO端子で接続すると、より美しい映像で録画/再生をお楽しみいただけます。オーディオ関連サンプリング周波数/量子化ビット数アナログ音声信号をデジタル信号化する際に、1秒間にサンプリング(信号の大きさを数値に置き換えること)を行う回数をサンプリング周波数といい、音の大きさを数値化するときのきめの細かさを量子化ビット数といいます。再生できる周波数帯は「サンプリング周波数」で決まり、音量の差を表わすダイナミックレンジは「量子化ビット数」で決まります。原理的には、サンプリング周波数が高いほど再生可能な音域が広がり、量子化ビット数が大きいほど音の大きさの変化をきめ細かく再現できることになります。PCM(リニアPCM)MP3形式やATRAC 形式のようにアナログ音声信号を圧縮せずに、そのまま符号化して録音・伝送する方式です。「PCM」は、パルス・コード・モジュレーションの略で、アナログ信号をパルスの符号にして変調記録するという意味です。音楽CDやDVDオーディオの録音方法などで採用されています。PCM方式では、非常に短く区切った単位時間あたりの信号の大きさを数値に置き換える(サンプリング)手法を用いています。
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