ヤマハ AVアンプの取扱説明書・マニュアル [全73ページ 3.37MB]
DSP-AX430530.pdf
Gizbot 2013-10-14
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60用語解説信号処理関連サイレントシアターヘッドホンでマルチスピーカーによる音場プログラムを擬似的に再現するための、ヤマハ独自のシステムです。音場プログラムごとにヘッドホン用の設定値が用意されているため、自然で立体感あふれる音場プログラムをヘッドホンでもお楽しみいただけます。シネマDSPドルビーサラウンドやDTSのシステムは、本来映画館用に設計されているため、ご家庭では部屋の広さや壁の材質、スピーカーの数などの条件の違いによって、同じソフトであっても視聴感に差が出てしまいます。ヤマハシネマDSPは、豊富な実測データに基づく独自の音場技術を応用することで、ドルビープロロジックやドルビーデジタル、DTSのシステムと組み合わせて音のスケールや奥行き、音量感を補い、ご家庭でも映画館のような視聴体験を実現します。ドルビーサラウンドドルビーサラウンドは、ダイナミックで臨場感豊かな音響効果のために、左右2つのメインチャンネル (ステレオ音声)、会話などを再生するセンターチャンネル(モノラル音声)、効果音のリアチャンネル(モノラル音声)の、アナログ4チャンネル方式を採用しています。リアチャンネルの再生域は狭くなっています。現在、ほとんどのソフトに普及している方式です。本機内蔵のドルビープロロジックデコーダーは、各チャンネルの音量を自動的に調整して安定させ、音の移動感や方向性を強調して、より正確なデジタル処理を行います。マトリクス6.1本機は5.1チャンネルのソースにリアセンターチャンネルを加えて6.1チャンネル再生を可能にするドルビーデジタルやDTS、AACマルチチャンネルソフト対応のマトリクス6.1デコーダーを内蔵しています。 (リアセンターチャンネルはリアLとリアRチャンネルから作られます。)この追加チャンネルにより、特に飛び越えたり飛び回ったりといった動きのあるシーンで、よりダイナミックでリアルな動作音をお楽しみいただけます。ドルビーデジタル5.1チャンネルドルビーデジタルは、完全に独立したマルチチャンネル音声を再生できるデジタルサラウンドシステムです。全帯域の音声成分を持つフロントの3チャンネル(L、R、センター)と、リアのステレオ2チャンネル、低音域専用のLFEチャンネルの合計5.1チャンネルで構成されます。リアがステレオ2チャンネルで収録されているため、ドルビーサラウンドと比較して、音の移動感や周囲の環境音がより明確になります。全帯域の5チャンネルの幅広いダイナミックレンジと正確な音の定位によって、これまでにない迫力と現実感を再現できます。ドルビープロロジックII2チャンネルで記録された音声を信号処理し、優れた分離感を保ったまま5.1チャンネル音声に変換します。映画用のMOVIEモードと、音楽などのステレオソース用のMUSICモードが用意されています。従来の2チャンネル音声(モノラル音声を除く)だけで記録された古い映画も、5.1チャンネルの迫力ある音声で楽しめます。バーチャルシネマDSP(デジタル・サウンド・フィールド・プロセッサー)リアスピーカーを設置していなくとも、仮想的にリアスピーカーの音場を再現することで、メインL、Rスピーカーだけで音場プログラムを楽しめます。センタースピーカーを設置できない場合でも、メインL、Rの2スピーカーシステムでバーチャルシネマDSPをお楽しみいただけます。AAC(アドバンスト オーディオ コーディング)MPEG-2オーディオ規格の1つで、BSデジタル放送で採用されています。モノラル音声から最大で7チャンネル音声までを効率良く圧縮して記録、伝送できます。本機はAACデコーダーを搭載しているので、BSデジタルチューナーで受信した番組の5.1チャンネル音声をデコード(復号)して再生できます。
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