パイオニア AVアンプの取扱説明書・マニュアル [全124ページ 4.40MB]
manual_pdf.php?m_id=1920
Gizbot 2013-10-19
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104参考/技術資料 デジタル音声フォーマットについてDVDソフトのパッケージのほとんどに以下のような表示がされています。1枚のディスクに複数の音声が収録されている場合が多く、どの音声を聴くのか選択することができます。31.英 語 (5.1ch サラウンド)2.日本語(ドルビーサラウンド)3.英 語 (DTS 5.1ch サラウンド)1R録音方式 音声記録方式 収録音声数デジタル音声の記録方式についてドルビーデジタルはDVDの標準音声フォーマットであるため、単に 「5.1chサラウンド」 と記載されている場合は、「ドルビーデジタル(5.1ch)」であることを示します。デジタル音声のフォーマットは、下記の「デジタル記録方式」と「収録チャンネル」の組み合わせにより細分化されています。デジタル記録方式非圧縮デジタル方式PCM(Pulse Code Modulation) 方式が一般的で、CDやDVDの2chトラックなどに用いられています。サンプリング周波数やビット数の数字が大きいほど高音質となり、通常のCDは44kHz/16bitですが、DVD は48kHz/20bitや96kHz/24bitなどで記録されています。DVDオーディオは、この高音質を保ったままマルチch収録が可能で、192kHzの2ch信号も収録できます。SACDも非圧縮マルチch記録ですが、PCMとは違う高速⊿Σ変調1ビット方式を採用しています。DVDオーディオやSACDのデジタル伝送にはi.LINK接続が必要となります。圧縮デジタル方式ドルビーデジタルやDTS、MPEG-2 AAC などはすべて圧縮デジタル方式です。各フォーマットとも聴感心理学などを用いて、音質変化を感じさせない独自の圧縮方式を開発し、従来のデジタルケーブル(同軸または光ファイバー)でのマルチch伝送を可能にしています。収録チャンネル2ch ステレオ信号左右の2つのチャンネルに別々の音が記録されている信号で、通常の音楽用CD などはほとんどがこのタイプです。2ch サラウンド信号 (ドルビーサラウンド信号)フロント左/ 右、センター、サラウンドの4ch信号を所定の演算で2chに変換してある信号です。そのまま2chで再生しても違和感なく楽しめますが、所望のデコード処理(ドルビープロロジックサラウンド再生など)により、製作者の意図どおりの再生となります。マルチch サラウンド信号3ch以上の独立した信号が収録されたものをマルチch信号と呼びますが、5.1ch収録が最も一般的です。フロント左/右、センター、サラウンド左/右の5chと、LFEと呼ばれる超低音域専用の0.1chに独立した信号が記録されています。近年では6.1ch信号も登場し、上記の5.1chに加えサラウンドバックch信号が収録されています。デジタル音声の再生方式についてマルチチャンネルサラウンド再生3本以上のスピーカー (サブウーファーを除く)で多チャンネル再生することを指します。音場の立体感や移動感が増し、迫力ある臨場感が期待できます。音源となるソフトがマルチch収録ならばソフトに忠実に再生し、ソフトが2 c h の場合は、マトリックスデコード処理 (ドルビープロロジックⅡxやNeo:6技術など) を施し、マルチch再生させることが可能です。(2ch)ステレオ再生2ch信号をそのまま再生する場合と、マルチchソースを2chにダウンミックスして再生する場合の双方を意味します。設定やソースにより、サブウーファ-から音が出る2.1ch再生も「ステレオ再生」と呼ぶことがあります。デコードとはデジタル信号処理回路などにより、圧縮記録されたデジタル信号を、もとの信号に変換させる技術です。また、2 c h の音源をマルチc h 化させる演算技術をマトリックス・デコードと言い、5.1ch信号を6.1chに伸長させる技術もデコードと呼ぶことがあります。
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