パイオニア AVアンプの取扱説明書・マニュアル [全124ページ 4.40MB]
manual_pdf.php?m_id=1920
Gizbot 2013-10-19
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66音の詳細設定部屋の残響特性の測定と残響を考慮した補正(EQ Professional)残響特性とは視聴環境における音の響き方のことです。ここでは残響特性の測定と確認、それに適した周波数特性の補正などをそれぞれ個別に行うことができます。チャンネルごとに響き方が異なったり、周波数ごとに響き方が異なるような視聴環境では[Advanced EQ Setup]が特に効果を発揮します。残響特性は部屋の形状や内装、スピーカーの設置状況などによって変化するため、この機能は理想的な視聴環境を創るための目安としてもご利用いただけます。また、周波数特性の補正後における視聴環境の残響特性をパソコン画面上で詳細に確認することも可能です。[Reverb Measurement] (残響測定)視聴環境の残響特性をおよそ1~3分程度で測定します。現状の部屋の残響特性を測定するときは、[Reverb Measurement]を選んだあと、 「EQ OFF」を選択してから測定してください。残響特性を考慮した補正を行っているときは、補正後の部屋の残響特性を測定することもできます。その場合は補正したMCACC MEMORYを選び、[Reverb Mesurement]を選んだあと、 「EQ ON」を選択してから測定してください。[Reverb View](残響確認)測定された残響特性の詳細をOSD画面(テレビ画面)で確認することができます。[Reverb Output PC] (残響測定データのパソコンへの出力)測定された残響特性の詳細をパソコンのモニターで確認することができます。この機能により、部屋の残響特性を目で見て確認することができるようになります。詳しくは[パソコンによる残響特性の詳細確認] (→70ページ)をご覧ください。[Advanced EQ Setup] (上級者向けEQ設定)OSD画面(テレビ画面)に表示される残響特性を参考にしながら、周波数特性の補正を行うための「時間軸上の位置」をお好みで選択し補正を行います。•[Advanced EQ Setup] は、以前に測定したAuto MCACC(→12ページ)の補正カーブに上書きしてしまいますのでご注意ください。過去のデータを残したいときは、別のMCACC MEMORY を選んでから[Advanced EQ Setup]を行ってください。•[Advanced EQ Setup]は周波数特性の補正についての自動設定です。 Auto MCACCと違い、 スピーカーシステム、スピーカーからの距離、スピーカーの出力レベルについての設定は行いませんので、[AdvancedEQ Setup]を行う前に 「Auto MCACC」(→12ペ-ジ)を行うことをお勧めします。•「Auto MCACC」の[Option]で、「Auto Mode」を[ALL]、[ALL(Keep SPsetting)]、 [Aco Cal EQ Pro.]のいずれかで設定したときは、既に部屋の残響特性の測定から最適な補正時間位置の設定、 周波数特性の補正を自動的に行い、理想的な視聴環境に補正されています。A時間レベルB時間レベル残響特性グラフの見方このグラフは、スピーカーから一定のテストノイズを出力し続けた時のマイク入力レベルの時間変移を示したものです。まったく残響のない場合は下図Aのようになりますが、残響がある場合、徐々に音響パワーが累積されて下図Bのようになります。•低い周波数帯域は群遅延特性の影響で0[ms]付近の立ち上がりが鈍くなる場合があります。•各スピーカーの「距離と能力の差」による「ディレイとレベル差」は、グラフを見やすくするため、補正されたものを表示します。周波数特性に関しては補正しないで表示します。
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