ヒューレット・パッカード ノートパソコンの取扱説明書・マニュアル [全136ページ 3.25MB]
c02754337.pdf
Gizbot 2014-02-28
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HP ProtectToolsセキュリティ製品の説明と一般的な使用例HP ProtectToolsセキュリティ製品のほとんどは、パスワードを紛失したり、利用できなくなったり、忘れたりした場合、または企業のセキュリティ部門で必要となった場合にコンピューターにアクセスするためのユーザー認証機能(通常はパスワード)および管理バックアップ機能を搭載しています。注記:一部のHP ProtectToolsセキュリティ製品は、データへのアクセスを制限するように設計されています。データの重要性が非常に高いためデータを紛失するより危険にさらすことの方が懸念される場合には、データを暗号化する必要があります。すべてのデータは安全な場所にバックアップしておくことをおすすめします。Credential Manager for HP ProtectToolsCredential Manager(Security Managerに含まれます)は、ユーザー名とパスワードを格納します。次の用途に使用できます。●インターネット アクセスまたは電子メールのログイン名およびパスワードを保存する●ユーザーをWebサイトまたは電子メールに自動的にログインさせる●認証を管理および整理する●Webまたはネットワーク資産を選択して、リンクに直接アクセスする●必要に応じて名前およびパスワードを表示する例1:ある大規模メーカーの購買担当者は、その企業の取り引きのほとんどをインターネットで行っています。また、ログイン情報が必要となるいくつかの人気Webサイトにもよくアクセスします。この購買担当者は、セキュリティに十分注意しているため、アカウントごとに異なるパスワードを使用しています。購買部では、Credential Managerを使用して、Webリンクごとに異なるユーザー名およびパスワードを設定することにしました。購買担当者がWebサイトのログイン画面にアクセスすると、Credential Managerによって資格情報が自動的に提供されます。ユーザー名およびパスワードが表示されるようにしたい場合は、Credential Managerで設定できます。Credential Managerは、認証を管理および編集するためにも使用できます。ユーザーは、このツールを使用して、Webまたはネットワーク資産を選択し、リンクに直接アクセスできます。また、必要に応じてユーザー名およびパスワードを表示することもできます。例2:ある多忙な公認会計士が、経理部全体を監督する立場に昇進しました。経理部では、多数のクライアントのWebアカウントに、それぞれ異なるログイン情報を使用してログインする必要があります。このログイン情報は複数の社員で共有する必要があるため、機密保持が問題となります。そこで、すべてのWebリンク、企業ユーザー名、およびパスワードをCredential Manager for HPProtectTools内で整理することにしました。整理を完了させ、Credential Managerを社員に配布すれば、使用する資格情報を知らせないで社員にWebアカウントを利用させることができます。Drive Encryption for HP ProtectToolsDrive Encryptionは、コンピューターのハードドライブ全体またはセカンダリ ドライブ上にあるデータへのアクセスを制限するために使用できます。また、Drive Encryptionは自己暗号化ドライブも管理できます。例1:ある医師が、自分のコンピューターのハードドライブにあるどのデータにも自分しかアクセスできないようにしたいと考えています。そこで、この医師はDrive Encryptionを有効にし、Windowsのログイン前にブート前認証が求められるようにしました。セットアップを完了すれば、オペレーティング システムの起動前にパスワードを入力しなければハードドライブにアクセスできなくなり4第 1 章 セキュリティの概要
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