3■用語解説fiAPNAccess Point Nameの略です。パケット通信において、接続先のインターネットサービスプロバイダや企業内LANを識別します。例えばmopera Uの場合は「mopera.net」のような文字列で表します。ficidContext Identifierの略です。パケット通信をする際に、FOMA端末にあらかじめ登録するAPNの登録番号です。FOMA端末では、1から10までの10件を登録できます。fiAdministrator権限・管理者権限本書では、Windows® XP、Windows® 2000 Professionalのシステムのすべてにアクセスできる権限のことを指しています。通常、Administratorsのグループに所属したユーザーはこの権限を持っています。一方、Administrator権限または管理者権限を持たないユーザーはシステムへのアクセスが限定されているため、通信設定ファイル（ドライバ）のインストールなどができません。パソコンの管理者権限の設定については、各パソコンメーカ、マイクロソフト社にお問い合わせください。fiDNSDomain Name Systemの略です。 「nttdocomo.co.jp」のような人間が理解しやすい名前を、コンピュータが管理しやすい数字で表したアドレスに変換するシステムのことです。fiOBEXOBEX（Object Exchange）は、IrDA（Infrared Data Association）が規定したデータ通信についての国際規格（プロトコル）です。OBEX規格に対応した機器やソフトウェアを使うことで、携帯電話、パソコン、デジタルカメラ、プリンタなどさまざまな情報機器間で、データの送受信ができます。fiIrDAInfrared Data Associationの略です。赤外線を用いたデータ通信の規格の制定、促進を行う国際的な組織です。fiIrMCIr Mobile Communicationsの略です。IrDAが定めた規格で、電話帳、スケジュール、メール、フリーメモ等のデータ交換方法が定められています。また、機器間の通信には、OBEX規格を使用することが規定されています。fiQoSQuality of Serviceの略でネットワークのサービス品質です。FOMA端末のQoS設定では、速度を限定しないで接続するかあるいは最高速度（上り64kbps、下り384kbps）でのみ接続するかを設定できます。（接続後の速度は可変します。）詳しくはP.36参照。fiW-TCPFOMAネットワークでパケット通信を行うときに、TCP/IPの伝送能力を最大限に生かすためのTCPパラメータです。「Wireless」、「W-CDMA」、「Windows®」の環境下でFOMA端末の通信性能を最大限に活用するには、TCPパラメータの最適化が必要です。fiW-CDMA世界標準規格として認定された第三世代移動通信システム（IMT-2000）の1つです。FOMA端末は、W-CDMA規格に準拠しています。パケット通信・64Kデータ通信を行う場合の準備について説明します。以下のような流れになります。FOMA USB接続ケーブル（別売）の取り付け方法について説明します。1FOMA端末の外部接続端子の向きを確認し、FOMA USB接続ケーブルの外部接続コネクタをまっすぐ「カチッ」と音がするまで差し込むデータ通信の準備の流れパソコンとFOMA端末をFOMA USB接続ケーブル（別売）で接続する「P702iD通信設定ファイル」 （ドライバ）をインストールする（P.4参照）インストール後の確認をする（P.6参照）「FOMA PC設定ソフト」をインストールする（P.7参照）「FOMA PC設定ソフト」を使わずに手動で通信の設定をする（P.19、P.28参照）接続する（P.15またはP.27参照）■添付の「FOMA P702iD用CD-ROM」についてFOMA端末とパソコンをFOMA USB接続ケーブルで接続してパケット通信を行うときには、添付の「FOMA P702iD用CD-ROM」の「P702iD通信設定ファイル」 （ドライバ）をパソコンにインストールしてください。また、通信を行う際にAPNやダイヤルアップの設定が簡単に行える「FOMA PC設定ソフト」をインストールすることをおすすめします。「P702iD通信設定ファイル」 （ドライバ）のインストール方法はP.4～P.6参照。「FOMA PC設定ソフト」のインストール方法はP.8参照。パソコンとFOMA端末を接続する
